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ひとみしょうが語る「出会いがない」と言う前にできること

  • 2019.8.7

出会いがないと言う前にできることとして、ネットではよく自分磨きが挙げられますね。

でも思うんですが……あなたはもう、自分を磨くのに飽きていませんか?

自分磨きって、少なくとも5年以上前からネットで頻繁に言われています。

なので、かれこれ5年以上も自分を磨き続けている人もいるはずなんです。

磨き飽きましたよね?磨き疲れましたよね?……磨きすぎて、摩耗しているかもしれません。

今回は、そういうあなたと、出会いがないと言う前に本当にやっておくべきことについて、一緒に見ていこうと思います。

お世話になっております。 記事の執筆、いかがでしょうか? お忙しいところお手数ではございますが、 進捗状況などお聞かせいただけますでしょうか。 なにか難しさや、やりづらさなどございましたら お伝えいただけますと幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。

漠然とした淋しさを消しておく

出会いがないと言う前に、本当にやっておくべきこととは、あなたの心の中にある「漠然とした淋しさ」を消しておくことです。

なんとなく淋しい、なんとなく憂鬱、なんとなく生きる元気がない……そういう「なんとなく」感じるものを、漠然とした淋しさといいます。それを消しましょうということです。
(ちなみに、漠然とした淋しさを持っていない人・持ったことのない人は、消すものがないので、この項の最後のほうだけをお読みください。)

なぜ漠然とした淋しさを消しておく必要が?

漠然とした淋しさを抱いている人は心が過去につながれていることが多いです。

心が過去につながれているというのは、たとえば「元カレのことを忘れることができない」とか「受験に失敗してパッとしない人生になってしまった」とか……。

はたまた「子どもの頃、親とソリが合わず悲惨だった」とか、そういうことを心の片隅で今でも考えているということです。

済んだことは済んだこと…こんなふうにさっぱりと割り切って生きている人は、たいてい彼氏がいるか、楽しく遊べる男友達を何人も持っています。

彼女は過去ではなく今を生きているので、その必然として輝きます。その輝きを、男はなぜか見逃さないんですね。

だから彼女のもとには、頻繁に男から飲みの誘いが舞い込みます。

どうしたら漠然とした淋しさを消すことができる?

とは言うものの、たとえば、親とうまくいかなかった過去って、なかなか忘れることができないですよね。

「わたしの友達の**ちゃんはいいなあ、母親とまるで友達みたいに接していてうらやましいな。わたしの母はホントわたしに厳しいし……」みたいな気持ちって、そう簡単には消えてなくなってくれないですよね?

その解決のためには、いろんな経験をすること。

こう言っている哲学者がいます(正確には、そう言っていると解釈される哲学書があります)。

『過去に繋がれた心を解放できない理由は、「ただ今この瞬間」を感じることができないからだ。
ただ今この瞬間という、たえず動き続ける点のような「今」を感じようと思えば、感覚を育てるしかない。
なぜなら今を感じるというのは、五感で感じるからだ。』

五感(感覚)は、さまざまな経験をすることでしか育たない、という理屈なんですね。

つまり、出会いがないと言う前に、経験をしろ!身体を動かせ!ということを、ある哲学者は言っているのです。

むろん、僕の意訳です。アカデミックな世界で発表したら、誰も見向きもしないほどの意訳です。

でも、かなりの高確率で、そう意味をとることができると僕は考えています。

遊ぼう!

というような、少々むずかしいことを平たくいえば、「出会いがないと言う前に、遊びに出かけなさい」ということになります。

つまり、頭の中で言葉を使って悩むのではなく、外に出かけましょう、と。

友達と旅行に出かけるとか、友達がいないのなら、ひとりで近場でいいので旅行に出かけるとか。

誰かと飲みに行くとか、海に行くとか山に行くとか、たとえばそうやって、経験値を自分で押し広げることが、自分の感覚を育ててくれるのです。

ひいては、「頭でっかちに過去のことに悩まない自分」になることにもつながっていく。その必然の結果として、否が応でも出会いが生まれるのです。

おわりに

出会いがないと嘆いている人の特徴って、「遊んでいない」のひと言に尽きます。

自分磨きとは何を磨く行為なのだろうとか、どこに出かけると出会いがあるのだろうとか、次に出会いたい彼氏の条件とか、占いとか、そういう、頭であれこれ考えることに没入してしまっているんですね。

そりゃあ、出会いがないという超危機的状況なのだから、あれこれ考えたくなるでしょう。

でも、出会いに恵まれた場所にいようと、いなかろうと、彼氏ができる人には彼氏ができるんです。

どのような状況に置かれようと彼氏に恵まれる人とは、言語能力と感覚とのバランスがとれている人。すなわち、ほどよく勉強し、ほどよく遊んでいる人です。

出会いがないと言う前に遊ぼう!これなら今すぐ誰でもできますよね。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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