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ネット銀行は危険?メリット・デメリットを理解して賢く利用しよう

  • 2019.8.4
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利便性の高さや金利が魅力のネット銀行。便利な反面、セキュリティなどに不安を感じてネット銀行を利用していない人もいるのではないでしょうか。

ネット銀行を利用するかは自由ですが、メリットやデメリットを理解した上で利用していないのと、知らないから利用していないのでは大きな違いです。ネット銀行のメリット・デメリットについて確認しておきましょう。

ネット銀行はどんな銀行?

不正引き出しの被害は補償される

ネットバンキングで不正引き出し(不正払い戻し)の被害にあった場合、銀行に過失がなくても利用者に責任がなければ被害は全額(※)補償されます。

※銀行に被害の通知が行われた日の30日前の日以降になされた払戻しの額に相当する金額

利用者に責任が生じるのは、銀行の推奨するセキュリティ対策(ワンタイムパスワード等)を実施していない、パスワードを定期的に変更していない、第三者にID・パスワードを伝えていたようなケースです。このようなケースでは被害額の一部または全部が補償されない可能性があります。

利用者がセキュリティ意識を持つことが重要

万一不正引き出しなどの被害にあっても補償されます。過度に心配する必要はありませんが、パスワードを適切に管理するなど利用者として最低限のセキュリティ意識は持っておかなければなりません。

いくらセキュリティ対策がしっかりしていても、利用者自身がIDやパスワードなどを雑に扱っているようでは意味がありません。

【ネット銀行のデメリット③】引落口座(振替口座)に利用できないことがある

最近ではネット銀行の口座も引落口座(振替口座)として利用しやすくなりましたが、引落口座に指定できないケースがまだあります。

ネット銀行の口座が利用できなければ、別の口座を利用したり、クレジットカードや払込票で支払ったりしなければならず、ひとつの口座で管理できない煩わしさがあります。

定期預金や投資信託、住宅ローンなども利用可能

定期預金や投資信託、住宅ローンなども利用可能
出典:楽天銀行
住宅ローンの審査は厳しいが低金利
住宅ローン ネット銀行
出典:ソニー銀行

借入金額3,000万円、借入期間30年で住宅ローンを組む場合、たとえば金利が年0.6%と年0.7%、年0.1%違えば返済総額は約48万円変わります(返済期間中金利が変動しなかったと仮定した場合)。

申込条件を満たしていて審査に通る可能性があるなら、多少審査が厳しくなるにしてもより低金利なローンにトライしてみるべきといえるでしょう。

メリット・デメリットを理解して、ネット銀行を賢く利用しよう

ネット銀行にはデメリットもありますが、パスワードを適切に管理する、他の銀行の口座を併用するなど、自分でできる対策によってそのほとんどは回避できます。

メリット・デメリットを理解した上で、あなたにとってメリットがあるならばネット銀行を賢く利用していきましょう。

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