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娘が消えた…! 油断と信頼が生んだ、しっかり者の娘の迷子体験【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.3】

  • 2019.8.3
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我が家の夫には休日出勤もあり、そんな日は遊び盛りの子どもたちを連れて、
三人で公園や商業施設に出かけることがあります。

むしろ、出かけない日はありません…。



歩き始めの息子は基本ベビーカーで、年長さんの娘も落ち着いてそばにいてくれることもあり
商業施設でもゆっくりとお店をまわることが出来ます。

(ただし、食事は戦い)



そんな中で、ヒヤリハットが起きたことがありました。
それは、商業施設の屋外遊具で遊んでいたときのことです…。

アクティブな娘は遊具で遊ぶのが大好き。
その日も、大きな遊具によじ登って遊んでいました。
よちよち歩きの息子も遊ぶのは大好きですが、3歳児以上を対象にしたこの遊具では
他の子どもたちも活発に遊んでいて、危ない上に邪魔にもなってしまいます。

そこで私は、大きな遊具の目と鼻の先にある小さなふわふわドームで息子を遊ばせることにしました。

「ママたちはそこの白いところにいるね!」
「はーい」



ベビーカーから解放された息子は、楽しそうにドームを登っていきます。
この様子なら大丈夫だと、娘の方を確認。この間、1分足らず。



振り返ると、娘が遊具から消えていました。



急いで周りを見渡すと、遊具の向こう側、私たちとは反対の方向に娘が向かっていきます。

「みーちゃん!こっちだよ!」

そう叫んでも、周りの子どもたちの声に私の声はかき消され、娘に届きません。

これはマズイ…!!

急いで息子を小脇に抱え、娘の方へと走りました。

遊具ゾーンのすぐ横には、駐車場へと向かう車が走る車道があります。
何かの間違いで車道に飛び出てしまったら…血の気が引きました。

娘はキョロキョロと不安そうな顔をしながら、私たちからどんどん離れていきます。
そして、ついに建物の入り口に入っていきました。

建物に入ったら、危険は減っても死角が増える。いかん!!



ここで、ついに確保。

娘はしばらく訳がわからない様子で、笑顔が戻ってくるまで数秒かかりました。

「だって、ママこっちにいるかな~とおもって…」

苦笑いしながらそう言う娘に、
私は謝るしか出来ませんでした。




遊びに夢中で、私たちの居場所をちゃんと把握できていなかったのかもしれない。
把握していても、遊んでいる中でつい忘れてしまうことがあるかもしれない。

弟が出来てからすっかり手がかからなくなり、外でも私たちから離れることの無かった娘。
もともと母親である私が心配性で、手と目を離すことはまずなかったのですが、
下の子が生まれてからは、つい背中を任せて息子を見ていることが増えてしまいました。

でも、お姉ちゃんもまだ5歳の小さな子ども。
目を離したら、何をするか、何が起きるかわかりません。
そんなことに改めて気付かされた出来事でした。

それからは、娘が遊び始めていても、まずは息子が遊ぶ場所に連れてくること、
そして何より、離れる時は娘から目を離さないように、駆け寄れる範囲に居るようにしています。

(たんこ)

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