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ミルフィーユ塗りは卒業! 石井美保さんの"捨てる美容"メソッドを全部見せ

  • 2019.7.29

「MAQUIA」9月号では、40代で肌スランプに陥った経験から"捨てる美容"に舵をきったという石井美保さんの美容術をご紹介。今回は、スキンケア&メイクのメソッドをお届けします。


MIHO ISHII
美容家。トータルビューティーサロンRiche代表。パーフェクトレディなルックスと、サバサバとした潔いキャラクターのギャップが魅力的な、美の求道者。


ミルフィーユ塗りは卒業。
大切なのは“MYオイル”!

たくさんの化粧品をミルフィーユのように重ねる、これだけやれば絶対に老けないだろうと思っていたのに、40代で肌スランプに。冷静にケアを見直して行き着いたのが、肌自らの潤う力。肌の声に耳を傾けて、余分な油分を与えずにMYオイルの分泌を促す八分目ケアで、自分史上最高の肌質に

重ね塗りを捨てた

「洗顔後、間髪いれずにあれこれ重ねるのはもう卒業。2、3分は何も塗らずに待って様子を見ます。鏡と向き合って、疲れてないか、たるんでないか、くすんでないかをチェック。さらに、指先で肌に触れてみて潤いは足りてる? 弾力は? ゴワゴワしてない?と確認してその日のケアを決めます。肌の声を聞くことが大切」

隠すベースメイクと
チークの重ね塗りをやめた

「以前は、肌を隠さないと人前に出たくなくて、コンシーラーを全顔に塗りたくりたいほどだったんです。でも、捨てる美容で肌質が人生最高になってからは、隠すことを捨て、自然とベースメイクも薄づきに。可愛く見せたい一心の“ピンクチーク3色塗り”も捨て、最近は素肌の延長線上にさりげない血色をプラスするようなニュアンスチークの虜。かなりナチュラルになりました」

透き通るように繊細な血色をプラス。アンプリチュード コンスピキュアス チークス 06/アンプリチュード(8月7日発売)

落ちないメイクを捨てた

「角質が溜まりやすい肌質なので、朝も洗顔する派。クレンジングも洗顔も、摩擦レスに優しくメイクや角質をオフしてくれるものを厳選しています。このラインナップで落とせないようなメイクはしません。崩れないメイク全盛だからこそ、落としやすさも見極めていきたい」

余分な角質をマイルドに取りのぞく泡洗顔。リセット ウォッシュ 200ml ¥3000/アクセーヌ 摩擦レスにメイクを落とす、石井さんプロデュースの泡クレンジング。パーフェクショネール クレンジングフォーム 150ml ¥4280/Riche たっぷりの美容成分で肌をトリートメントしながら、やさしく洗い上げるご褒美系クレンジングバーム。ファミュ ビューティ クレンジングバーム 50g ¥4800/アリエルトレーディング

夜、クリームを塗るのをやめた

「もともとは皮脂が出にくい乾燥肌で、ベッタベタにしないと安心できませんでした。汗をかく習慣をつけ、夜はクリームを控えるようになってからは自分史上最高の肌質に。夜は肌にとって皮脂分泌のゴールデンタイム。クリームを塗るのは、“MYオイル”が足りない日だけ」


与えるケアを120%→80%に。
週に2回プチ肌断食を

「塗っただけキレイになれると信じていた頃は、化粧水や美容液を何種類も重ね、シートマスクも2種使いが当たり前の“120%与えるケア信者”でした。でも、過剰なケアが肌本来の潤う力を損なっていることに気づき、ほどほどの80%に。週に2回は洗顔後何も塗らないプチ肌断食を取り入れています」


MAQUIA9月号

撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉(モデル) 七五三木史織(物) ヘア&メイク/大野朋香〈air〉 取材・文/長田杏奈 構成/芹澤美希(MAQUIA)


【MAQUIA9月号☆好評発売中】

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