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【女子のばんそうこう】11年つきあってる彼と新しく出会った気の合う彼…どちらを選ぶ?

  • 2019.7.27

今回はこんなおたよりに答えます!

★今付き合って11年の彼がいます。
20代の頃はまったくよそ見せず、周りがどんなに遊んでいようが流されずに生きてきたのですが、30歳を迎え、仕事も落ち着き、お金にも時間にも余裕ができ、少しずつプライベートを充実させていきたいと思った矢先に知り合った男性と、一瞬で恋に落ちてしまいました。
彼とは趣味がまったく合わず、よくこれだけ長く付き合ってこれたな、と思えるほどなのですが、新しく出会った男性は彼がいなければお付き合いをしたいと思うくらい、趣味が合って一緒にいて楽しいし、ただの遊びではなく本当に好きになってしまい、彼がいるのを知りつつも男性からも付き合って欲しい、とのアプローチをうけています。
何度か彼と別れて、新しい男性の元に行こうか、と思い別れ話もしたのですが、2人で過ごしてきた思い出や、恋愛感情はないにしろ、家族のような愛情や一緒に頑張ってきた戦友のような感覚もあり、一緒に過ごした11年間の話をされると、どうしても長く付き合っている彼との関係を終わらせることが出来ずにズルズルと中途半端な状態を続けてしまっています。
久しぶりのドキドキに酔っているだけなのか、本当に彼を手放してまで追いかけていいものなのか、どちらか1人に絞れず毎日葛藤しています。
このままだと、どちらも失ってしまいそうで決断をするのが怖いです…。なかなか身近に相談できる人がいないので、アドバイスをもらえると嬉しいです。(みかん 31歳)

みかんさんお便りありがとうございます!
驚きました。ちょうどみかんさんと同い年くらいの時の私の状況にそっくりだからです。私はそれで12年つきあった彼と別れてものすごく趣味の合う彼とつきあいました。
年を経て自分のステージが一段上がったり環境が変わったりすると、それまでとは違う新しい流れがきたりします。それは、これまでなんとなく続いていた平穏と違い、キラキラして勢いがあって魅力的で「これに乗らなくてどうする!」って思えますよね。それは全然悪いことじゃないし、実際乗ったら間違いなく新しい生活が待っているんです。

じゃあ今の彼と別れてその人と始めるべきか?
私の第一声としてはズバリ「どちらを選んでも後悔はするよ」です。うわーん何のアドバイスにもならないし解決もしないスイマセン…。

毎日の楽しさという点では、新しい彼がだんぜんよい。趣味が合う彼というのはそれだけで生活の基盤を底上げします。会話が多くなる、一緒に出かける場所が増えるなどなど。私も新しい彼とは好きなものの一致が多く、会話のテンポが合い、同時に同じことを口にしてお互いでびっくりして大笑いするなど、とにかく「最高の相棒」という感じが楽しかったです。

でも長くつきあったり将来を考えようと思った時に大事なのは、実は「楽しい時」より「しんどい時」にどうなのか、ということなんですよ。私に関しては、新しい彼とはその「しんどい時」が決定的に合わなかった。4年つきあったのち結構えぐい別れ方をした私は心に誓いました。次につきあう人は趣味も合わなくていいし面白くなくていい。「一緒にいて楽しい」より「しんどい時に側にいて安心する」人にしようと。

趣味の一致や楽しさは、確かにめちゃくちゃ大きな魅力ポイントです。だけど長い長い目でみると、(特に結婚までを視野にいれると)「さほど重要ではない」というのが私の持論です。それより安らぎ。自分の世話を自分でできること。人間としての優しさ。そんなものが大事です!
ちなみに私はいま結婚していますが、思い返すと「最も私のことを愛し、最も結婚に向いていた」と思う相手は、唐突に捨ててしまった12年つきあった彼でしたね(人生って…)。

とはいえですよ。
みかんさんの年齢で、そこまでの先を見据えて相手を選びなさいとは私にはとても言えない。今おつきあいしている彼の性格や問題点などがこのお話だけだと分からないし。平穏の維持のために新しい恋へのときめきやその先の未来への希望に目をつぶりなさい、なんてとても言えない。

何となくどちらかを選んでも、何かあった時「あの時あっちにしていれば」と後悔することでしょう。そうならないようにするためには、「熟考する」こと、「どちらを選んでも新しい生活を自分で自主的に作り上げる」ことが大事。今の彼との問題点はあるか。新しい彼はこの先をどう考えているか。自分が将来どう生きたいか。そのためにどういうパートナーが必要か。譲れないポイントは何か。自分本位でいいから、それをとことん考えるのです。そして選んだなら、その選択を後悔しないように暮らす。例えば今の彼を選んだとしても、これを機に2人の新しい関係を作り直すんです。

何だかどっちつかずの回答ですみません。あとひとつ言えることは、これで決めたら二度とひっくり返せないということはありません。人生、「あ、間違った」と心から思ったらわりと何度でも選び直せますよ。あと、全く新しい選択肢もまた、ふらりとやって来たりしますから。

今日のおたより

★“したことが返ってくる”って私もけっこう前から実感しています。私は恋愛は奥手すぎるくらいなので(^^;)私自身が何かして返ってきた、というのはありませんが、自分の知ってる人達を見て確信に近いものを感じていました。ほかのことに関してはわかりませんが、恋愛での裏切りに関しては、自分が(その当人が)生きてる間に報いを受ける結果になっていると思います。
やっと最終的に出会えた最愛の人が不治の病で亡くなる、家族が事故で死ぬ、とんでもない借金を背負うことになる、裁判沙汰の事件に巻き込まれる…など、思いもよらぬところから急に不運が舞い込むように事件、事故、病気などに見舞われてる気がします。当人だったり、当人がとても大事にしている誰かだったり。そういう事例を目の当たりにする度にとても不思議だなと思います。
こういう話しをしてもあまり周りから共感得られたことないので、同じように思われてるのを知ってちょっと嬉しいです。恋愛って多少理性から離れてしまう時があるものだと思うので(だから楽しいんですけどね)、こんな私でも他人事と思わず気をつけなければ!と思いました。(RIKA 40歳)

◎RIKAさんこんにちは!
なるほど。RIKAさんは巡り巡ってそういう目に遭ってきた人を見てきているのですね…。その「裏切り」の内容が分かりませんが怖ろしい話です。
前回のコラムで私は確かに「恋愛でひどいことをすると必ず自分に返ってくる」と書きました。でもそれを「因果応報」という言葉でまとめなかったのには理由があります。因果応報という言葉はデカすぎて危険だからです。
これは私の意見ですが、恋愛は生き死にではありません。まあ恋愛のせいで死んだり殺したりはあるのですが、本来、色恋ごときで生きるの死ぬの言うのはもったいないよ!と思ってます。
ゆえに、恋愛でどんなにクズいことをしでかしたとしても、それが因果応報として本人や近しい人の生死に関わるような深刻なものとして返ってくる、という考えには賛成できないのです。事故や病気や死は誰にでも突然訪れ、誰にでもものすごく深刻です。だからそのことを「過去に○○した報いである」と捉えるのは、さすがにアカンのではと思います。そればっかりは色恋の話とは分けて考えようよ。「悪人が酷い目に遭う」という場合、その報いはなるべく等価交換として考えようよ…と。自分や自分の近しい人がもしそうなってこれは自分のせいなのだと己を責める姿も見たくないじゃん?ちなみに「100%自分原因説」とかも、あまりおすすめしません。(あゆみ)

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