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メイクは厚塗りを捨てる! 小田切ヒロ流・“捨てる美容”メソッドを大公開

  • 2019.7.26
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「MAQUIA」9月号では 、人気ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさんの"捨てる美容"をご紹介。今回は、食事やスキンケア、メイクアップのメソッドをお届けします。


HIRO ODAGIRI
ヘア&メイクアップアーティスト。その人の魅力を引き出す骨格コンシャスなメイクの名手。著書に『大人のキレイの新ルール 捨てる美容』(世界文化社)。


9割は捨てる。
残りの1割で上質な与えるケアを

僕の基準は“捨てる9:与える1”。いらない角質や毛穴の汚れをしっかり落としたら、与えるケアはピュアで上質な化粧水とオイルで、シンプルに。きちんと捨てた肌はキュッと引き締まるので、たるみ防止や小顔にもつながります。メイクは厚塗りを捨て、キワを丁寧に仕上げる。品は絶対捨てちゃダメ!

朝のくすみとセカセカを捨てる
スンドゥブチゲ

「朝食は、豆腐と山盛りの野菜を入れたスンドゥブチゲが定番。唐辛子パワーで代謝をアップし、寝ている間に溜まった淀みやくすみを全捨て。朝のセカセカは、一日をセカセカさせるもと。早起きしてゆったり朝食をとるひとときは大切!」

化粧水とオイルのシンプルケアに

「上質な水と油でシンプルケア。すっきりとした月桃の香りでストレスも捨てられるムーンピーチの化粧水の後、少量で生き生きとしたツヤ肌を叶えるテ・ルーチェのオイルを。植物の恵みがギュッと詰まったような濃厚さにハマってます」

抗酸化に優れた月桃のエキスと白樺樹液を配合。ムーンピーチ アウェイクハイドローション 100ml ¥5500/レセラ クランベリー種子油・ザクロ種子油を配合。濃厚な感触で艶やかな肌に。ビューティピュアフェイスオイル 30ml ¥15000/テ・ルーチェ

洗顔の圧を捨てる

「ゴシゴシこする=捨てるではありません。洗顔の圧は捨てるが吉。最近は、余分な角質をやさしく落として潤いは守る、泡立たないジェル洗顔に夢中。やわらかな洗顔ブラシでくるくる洗って、毛穴の汚れを優しく根こそぎに」

山羊毛100%のブラシ。ソープトピア フェイスブラシ ¥3800/ソープトピア 新宿フラッグス店 泡立て不要のジェル洗顔。ラゴム ジェルトゥウォーター クレンザー 220ml ¥2500/アリエルトレーディング 毛穴汚れや角栓をすっきりオフ。ルナソル スムージング ジェルウォッシュ 150g ¥3200/カネボウ化粧品

目元の「黒」を捨てる

「目元で黒がおしゃれに見えるのは眉だけ。黒々としたまつ毛やアイラインは、どこか力んだ垢抜けない印象に見えがち。プラムやブラウンなどの、ニュアンスがあって柔らかいけれど、引き締まって奥行きが出るカラーを選ぶと旬の雰囲気に」

やわらかな奥行きを演出するプラムカラー。マイクロライナーインク 03 ¥3500/SHISEIDO 洗練の赤みブラウン。アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ 02 ¥4300/SUQQU

頬から媚(こび)を捨てる

「丸く入れたチークは媚びた印象に見えがち。普段使っているチークの色はそのままに、頬骨に沿ってシャープに塗ってみて。入れ方を変えるだけでメリハリが引き立ち、知的で意志的な大人の洗練を手に入れることができます」

肌にナチュラルに溶け込む、ヘルシーなコーラル。オサジ ニュアンス ブラッシュ d03 ¥2800/日東電化工業

唇のゆがみを捨てる

「口元は、その人の品を印象づけるパーツ。唇の歪みや、ぼやけた輪郭、下がった口角はきちんと補正を。自然になじむ筆ペンタイプのコンシーラーとリップライナーでちょっと整えるだけでも、上品で清潔な印象に変わります」

口角をなぞるように塗って、リップラインを補正。ラディアント タッチ ハイカバー 0.75 ¥5000/イヴ・サンローラン・ボーテ 理想のフォルムを叶えるシナモンベージュのリップライナー。NARS プレシジョンリップライナー 9097 ¥2700/NARS JAPAN(9月20日発売)



MAQUIA9月号

撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉(モデル) 七五三木史織(物) ヘア&メイク/小田切ヒロ〈ラ・ドンナ〉 モデル/福吉真璃奈 (マキアビューティズ) 取材・文/長田杏奈 構成/芹澤美希(MAQUIA)


【MAQUIA9月号☆好評発売中】

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