チークは軽く『撫でのせ』 夏のオトナブラウンメイク

今年の夏は、洗練されたブラウンメイクがとっても可愛い！

ブラウンカラーは、アイシャドウでも超王道カラーですが、チークやリップをブラウンにすることは少々ハードルが高そう…。でも、そのハードルを「ひゅっ！」と飛び越えられる良いコスメがちゃんとあります。

そしてメイクのポイントは、色選びと色ののせ方。

チークは、補色のような血色感UPのベージュカラーをふんわりのせるくらいが今っぽい。リップも透け感のあるテラコッタカラーでこなれ感がでます。この夏から冬まで使える万能カラーで、あなたのレギュラーコスメになるかも！？

『撫でのせ』で色ののせ方をちょっとだけ引き算。夏のオトナブラウンメイクに挑戦してみましょう。

チークは軽く『撫でのせ』 夏のオトナブラウンメイク

チークレスメイクという衝撃

チークレスメイク。クールで大人っぽい顔立ちになる、肌に透明感が出る、と今や人気。

ヘアメイクアップアーティストの河北裕介さんが、小嶋陽菜さんにこのチークレスメイクをして、ピンナップガールのような可愛いイメージの『こじはる』から、洗練された都会のオトナの女性のイメージに激変させました。

チークをのせる／のせないの選択で、こんなに変わってくるんだなと衝撃を受けた方も多いはず。

さらに、日本では韓国・中国メイクを取り入れる流れもありますよね。

中国メイクは、白く・フォギーな肌づくりに、赤リップ、そしてチークレス。韓国メイクは、白く・艶々の水光肌に、高発色のリップをぽんぽんのせ、そしてチークレス。

どちらも肌に透明感をだすためにチークの色をのせない引き算をし、高発色のリップで血色感を出しています。

では日本はどうでしょうか？海外の美容YouTuberが紹介していた「日本風メイク」を参考にすると、高発色チークを丸くのせていました。

チークをやや濃いめに、丸くのせることで可愛らしい・幼い印象にするんだとか。

メイクの好みも様々ですが、国内のトレンドメイクも『チークはごく薄く』とシフトチェンジしている方も急増。

チークレスメイクをしてみたいものの、血色感がなくて具合悪そうに見えたらどうしよう…と不安な方は、チークの色選びと、のせ方を変えてみませんか？

まずは、チークの色選び

肌にそっと生命力を吹き込むベージュカラーが新鮮でとても可愛い！

ほんのりと血色感を与え、頬の骨格を美しくみせ、スッとメリハリのある顔立ちに変化。

『ベージュって血色悪く見えない？』

そんな不安もなくなる綺麗なベージュチーク、あるんです。

ほんのり赤みを感じる、初心者向きヌーディーベージュ ローラ メルシエ ブラッシュ カラー インフュージョン【チャイ】

全10色と豊富なカラーのなかでも、絶妙なオトナのくすみカラー、そしてベージュをベースに展開していくカラーが多く、ベージュチークを探すなら まずはローラ メルシエでしょう。

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Laura Mercierさん(@lauramercier)がシェアした投稿 – 2019年 1月月8日午後4時00分PST

シェーディングにも使えるブラウンベージュの【ジンジャー】、オレンジ寄りのベージュで、ハリウッド女優風のクールな印象にも仕上がる【フレスコ】と、人気の媚びないベージュカラーもありますが、ベージュチーク初心者の方も使いやすいのは【チャイ】というカラーです。

ロイヤルミルクティーを濃いめにしたような、飲み物・チャイティーのようなブラウンベージュですが、肌にのせるとベージュの中に ふんわりとピンク色を感じます。

このほのかな赤みが良い血色感を与えて、肌にふっと生命力と華やかさをプラス。リップカラーも選ばず、メイクのカラーバランスも取れる万能ベージュ。

ローラ メルシエのチークは、各色3,500円（税抜）。ベージュカラーにハマったら、微妙な違いを楽しむために集めてもよし。

さて、次はベージュチークをどう使うか。ベージュチークは、シェーディング効果もあり骨格を綺麗に見せますが、濃くのせてしまうととんでもないことに…！

『頬コケしてるように見えたら…』

これは老け見えさせてしまう大きな不安要素。

チークを『撫でのせ』する

毛量が少なく平たいチークブラシではなく、毛量が多いふんわりとしたチークブラシがおすすめです。肌に触れる接地面積が小さいと濃くついてしまうことがあるので、接地面積が大きくとれる大きめのチークブラシを。

そして、チークをブラシにとって軽くティッシュオフ。余計な粉を掃います。そして頬の立体感に沿うようにチークをオン。

少し柔らかい印象にするためには、小鼻のラインから、やんわりと並行気味に。頬の平らな部分に血色感を入れることで、ふわっとぷくっと立体感・柔らかさが。

シャープな印象にするためには、頬の高い位置に向かってブラシを引き上げるように。シェーディング効果がでて、頬の丸みを削りシュッとしたラインに近づきます。

どちらも、軽く撫でるように1、2回だけのせるのがポイント。『撫でのせ』くらいの発色で、しっかりトレンドフェイスに。

リップは、透け感のあるブラウンを

ベージュチークは、リップカラーを選びませんが、今年の夏は凛としたイメージのブラウンを取り入れるのがオススメ！

マットブラウンは、熱気のある真夏には重すぎ。白っぽいベージュブラウンは、数十年前のギャルっぽさが出て今っぽくない。

今年っぽさは、薄ーく色がのり、適度な艶感がでる透け感ブラウンを取り入れること。

なぜか肌に透明感が出る不思議なブラウン シャネル ルージュ ココ フラッシュ【56 モマン】

4,000円（税抜）。

透け感ブラウンリップでお勧めなのがこのリップ。グロスとは違うみずみずしい艶。濃いめのブラウンなのに、なぜか肌に透明感がでる不思議な色。

「難しい色と敬遠される方もいらっしゃいます」と、シャネルのBAの方はおっしゃっていましたが、このルージュ、唇の中心に赤リップをポンポンと忍ばせると 一気に肌に馴染みます。

単色づかいでは、洗練されたオシャレ顔に。赤リップを忍ばせると、グッと近づきやすい印象に。手持ちリップで印象をコントロールもできる旬顔リップ。

ベージュチークとの相性も抜群なので、ぜひ取り入れて欲しい一本です。

挑戦しやすくなった旬のブラウンメイクで夏をもっと楽しむ！

チークカラーを抑えたトレンドメイクのポイントを押さえつつ、今年の夏に取り入れたい凛としたブラウンメイクを紹介しました。

初心者の方にも取り入れやすい厳選コスメたち。知らなかった自分に変身させてくれるはずですよ。