1. トップ
  2. おでかけ
  3. ラブリこと白濱イズミの個展から考える、デジタルとの向き合い方。(Sakura Karugane)

ラブリこと白濱イズミの個展から考える、デジタルとの向き合い方。(Sakura Karugane)

  • 2019.7.19
  • 2602 views


ラブリこと白濱イズミの個展から考える、デジタルとの向き合い方。(Sakura Karugane)
2019.07.14 13:30
発売中の『VOGUE JAPAN』8月号では、「デジタル時代のアナログライフ」という企画に出演してくれたloveliさん。そんな彼女がデジタル化された現代やSNSをテーマにした個展を開催するということで一足先にお邪魔してきました。


発売中の8月号の特集「デジタル時代のアナログライフ」では、フィルムで自ら撮った写真などでZINEを出版したりしているラブリさんにアナログとの関わり方を取材させていただきました。そんな彼女が今回は、彼女のもう一つの顔である白濱イズミさんとしてSNSがあたり前になった今だからこそ立ち止まって考えたい、そんなデジタルの関わり方に焦点を当てた展示を開催しています。


個展の開催は2度目となる今回のテーマは、『私とデジタルの関係、どうやら私は数字らしい』。私たちの生活の中で当たり前になってしまったデジタルに囲まれた生活に疑問を投げかけるような内容になっています。ギャラリーに入るとまず目に入るのは、壁一面に広がる彼女の言葉。モデルとして芸能の活動もする彼女だからこその視点で綴られたSNSへの関わりの中での疑問などが彼女の正直な言葉で綴られていたのがとても印象的でした。


壁に広がった言葉の表現だけでなく、彼女による言葉の朗読がギャラリー空間の中で呼応していて、視覚的にも聴覚的にも私たちに疑問を投げかけてくれる、そんな展示になっています。


床一面には彼女のインスタグラムに投稿された写真とともに「いいね」の数などを数値化されたデータがびっしり。彼女の写真はもちろん、先日の取材の際に話してくれた素敵なおばあちゃんや家族、友人などと撮影された写真などさまざま。ちょっと踏むのが申し訳なく感じちゃいますね、と聞くと、「最後は数字の上に人が立つってことが言いたかったんです」と、展示方法への細かいこだわりも。


会場では、8月号で紹介した彼女のZINEをはじめ、今回の展示に合わせて作られた作品集や、Tシャツも購入することができます。歌手としての活動など、さまざまな表現方法でメッセージを発信する彼女だからこその視点で描かれた展示は共感するポイントも多く、言葉をじっくり読みながら私もいろいろと自分のSNSとの関わり方を考えさせられました。中目黒のギャラリーで7月20日(土)まで開催中なので、ぜひ足を運んでみてください。



『私とデジタルの関係、どうやら私は数字らしい』

会期:2019年7月13日(土)~20日(土)

時間:12時~18時

場所:COMPLEXBOOST(コンプレックスブースト)東京都目黒区青葉台1-15-10

Sakura Karugane

元記事で読む
の記事をもっとみる