【渋谷PARCO】話題の人間マネキンを見てきた！

【渋谷PARCO】話題の人間マネキンを見てきた！

【Tokyo今ココ総研】vol.38 文・斉藤あいこ

「今ココがアツい！」と話題の東京スポットをご紹介する【TOKYO今ココ総研】。現在、渋谷PARCOで開催中の「絶・絶命展～ファッションとの遭遇」に行ってきました！

志村大輔氏の作品。便器と三人の美男子。

「絶・絶命展」とは？

「絶・絶命展～ファッションとの遭遇」は、東京から世界へファッションの最先端を発信する新鋭デザイナーたちの合同展示会で、2013年10月に開催された「絶命展〜ファッションの秘境」の続編にあたります。一回目の展示では、第32回毎日ファッション大賞特別賞を受賞するなど高く評価され、大きな話題を集めました。二回目にあたる今回の展示は、３月１８日から３０日まで行われる予定で、開催初日から早くも大きな話題を呼んでいます。

アートの展示会、東京では珍しくないけど、どうしてそんなに話題になっているのでしょうか？ その人気の秘密はいったい何？

人間マネキン！？

大月荘士氏の作品。 PUSHボタンを押すと、オシャレ忍者が勢いよく登場! この展示会の最大の特徴は、12日間の展示期間中、ほとんど毎日展示内容が進化し続けるところです。４日間ごとに、「生の日」→「死の日」→「生の日」と大きく変化していきます。マネキンや剥製による「死の日」の演出とは対照的に、「生の日」の期間中はマネキンの代わりに生身のモデルが登場します。これは、この展示のテーマである「輪廻転生」を表現しているそう。総合プロデューサーを担当された坂部氏は、「新しいものを生み出すには、古いものを一度絶つ必要がある。死は新しい生の誕生に欠かせない」と語ります。

話題のアイドルから次世代モデルまで

坂部三樹郎氏の作品。「死の日」バージョン。 ３月２３日から２６日までの４日間は、「死の日」。生き物は登場せず、マネキンや剥製が並びます。これが「生の日」になると。。。

坂部三樹郎氏の作品。 色んなアイドルちゃんが日替わりで登場。 マネキンに扮したモデルさんと目が合うと、ドキッ！！ 思わず目をそらしてしまいたい衝動にかられます。見に来ている立場でありながら、逆に見られてもいる、というのはなんとも不思議な感覚。

モデルさんたちは、一般公募の中から、オーディションで選ばれた学生さんやデザイナーさんから、プロのモデルさんまでいて、みんな本当に美しい。中には、２０１５年度ミスIDに選ばれたタレントさんやアイドルちゃんたちまで。人気アイドルちゃんの登場にはカメラ小僧たちが集まり、撮影会が始まることもしばしば。

土屋里彩氏の作品。左にはミスIDグランプリの水野しずさん。 アイドルやモデルさんが展示物の一部になっていて、しかもすぐ目の前にいる。不思議な体験に、訪れた人たちの呟いたツイッターなどで早くも話題沸騰中。

２７日から３０日は生まれ変わった「生の日」として、新たにモデルさんたちが出演予定。毎日行っても楽しめる、まさに生きた展示会！ 渋谷にお立寄りの際は、是非パルコの３階に足を運んでみてください。

Information

「絶・絶命展～ファッションとの遭遇」

山縣良和（writtenafterwards） ＆ 坂部三樹郎（mikio sakabe）プロデュース

会 場

渋谷パルコ パート1 / 3F

PARCO MUSEUM パルコミュージアム

期 間

2015/03/19 (木) －2015/03/30 (月)

10:00-21:00

入場は閉場の30分前まで。最終日は18：00閉場。

入場料

一般500円・学生400円・小学生以下無料