「THE CITY BAKERY STUDIO TOKYO」のパンおかわり自由ランチを実食レポ

1990年にオープンしたニューヨークの老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」。2013年に日本に初上陸して以来、大阪や東京、福岡などに店舗を展開し、人気を博しています。そんな「THE CITY BAKERY」の日本最大級となる店舗「THE CITY BAKERY STUDIO TOKYO」が赤坂アークヒルズにオープン！ パン好きなら絶対に見逃せないレストランなどをチェックしてきました。

●自然豊かで開放的なレストラン

6月17日にオープンした「THE CITY BAKERY STUDIO TOKYO」は、ベーカリーだけでなく、レストラン、パン工房も兼ね備えています。

赤坂アークヒルズの奥に進んでいくと、まず見えてくるのが開放的なテラス席のあるレストラン「THE CITY BAKERY BRASSERIE RUBIN」。こちらは大阪で行列が絶えない人気店の、東京初進出店となります。都心にあるとは思えないほど自然いっぱいでおしゃれな雰囲気！ 通りかかれば、思わず入店したくなるほど引き込まれてしまうはず。

平日の12時過ぎにレストランに行ってみると、近隣のオフィスに勤めていると思われる女性たちで非常に混雑していました。10人ほどの行列に並んでいましたが、ランチ時は回転が早いので10分ほど待って入店。混雑を避けたい人は、平日であれば13時以降が狙い目です。

開放的なテラス席もいいですが、落ち着いて飲食したい人はシックでモダンな店内がおすすめ！ ひとりでランチを楽しむ人もたくさんいました。

●おかわり自由！ パンの魅力が堪能できるランチ

レストランでは、モーニング、ランチ、ディナーとそれぞれの時間帯で「THE CITY BAKERY」 のパンを堪能できるメニューがそろっています。

筆者は「バーグコシャリ」（1400円）をオーダー。エジプトの混ぜパスタ“Kushari（コシャリ）”の上に、チェダーチーズがかかった牛ひき肉のハンバーグが乗っています。サラダとパンもついて、ボリューム満点のメニューです。パンはバゲット、フォカッチャ、カンパーニュの3種類がおかわり自由！

クミンなどのスパイスがふんだんに使われたハンバーグには、トマトベースのソースがかかっています。これが濃い味付けでおいしい！ コシャリは細かくしたパスタに豆やフライドオニオンなどがミックスされていて、食べ応えがあるのにヘルシーな味わいです。いずれも小麦の風味豊かなパンとの相性が良く、パンを食べる手が止まらなくなるほど！

すぐに足りなくなり、おかわりしました。3種類のパンはハード系のバゲットから、もっちりとしたフォカッチャまで、食感も風味も異なるので、まったく飽きがきません。

ランチを食べ終わったら、さらにおかわりしてコーヒーとともにじっくりパンを味わいました。オリーブオイルにつけて食べてみると、ハンバーグと一緒に食べた時とは違う味わい。結局2回もおかわりして、合計9個もパンを食べてしまいました。

この他にもランチセットは、インドの家庭料理“Sabzi（野菜の炒め煮）”に魚や魚介を加えてスープ仕立てにしたメニューや「モロッコ風イワシローストとライムオレンジサラダ」など、サラダメインのヘルシーメニューが全16種類！ いずれもニューヨークらしいバラエティーに富んだ多国籍なメニューなので、何度も通っていろいろな種類を食べたくなりますね。

●パン工房を兼ね備えるベーカリーで焼き立てのパンをチェック！

レストランの向かいにあるベーカリー「THE CITY BAKERY」では、プレッツェルクロワッサンやマフィン、チャンククッキーなど焼き立てのパンが所狭しと並んでいます。

どちらかと言うと食事系よりもスイーツ系のパンのほうが多いので、明日の朝食や仕事の休憩に食べるおやつを買いたい人にはぴったりです。差し入れや手土産として買うのもいいですね。

また、レストランで食べたパンも購入が可能。プルマンブレッド（角形食パン）や全粒粉の食パンなど、食パンも種類豊富です。

モーニングでもランチでもカフェでもディナーでも、自分の好きな時間にニューヨークスタイルのパンが味わえる「THE CITY BAKERY STUDIO TOKYO」。ベーカリーは7時から22時まで、レストランは7時から23時までと、いつでも行けるのが嬉しいですね。パン好きの人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

（秋山悠紀）