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「しつけがなってない!」怒りまくるおじさん達に遭遇、何もできずに大後悔【子育てログ!リンゴ日和。 第12話】

  • 2019.7.9
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ある飲食店へ家族で行ったときのことです。

私たち家族の近くに、幼稚園くらいの子とおばあちゃんがいました。そこではお子様セットでおまけのオモチャを選ぶことができるのですが、気に入ったものがなかったようで、その子がぐずりはじめてしまいました。


おばあちゃんは必死になってなだめていました。

そのとき、突然大きな怒声が聞こえました。


それは近くにいた年配のおじさんの声でした。

「しつけがなってないな」
もうひとりのおじさんも「そうだ、そうだ」とあいづちをうちました。


「しつけをちゃんとしていれば、すぐ泣きやむはずだ」というおじさんたち。


それを聞いていた私は「なんだって!?」と思ってしまいました。


子どもは理由があって泣く場合もあれば、理由もなく泣いてしまうときもあり、それを養育者が100パーセント泣きやますことができるかといえば、そうではないからです。

そのおじさんたちの子どもがたまたますぐに泣きやむタイプだったのかもしれませんが、だからといって見ず知らずの他人に突然しつけのダメ出しをされたら、さすがにおばあさんはショックだと思います。自分なら、あんなふうに責めたてられたとしたら、たぶん泣いていたでしょう。

つい口をはさみたくなりましたが、夫の制止するような視線を感じたので、やめておきました。


そのとき、私は何もできませんでした。

…でも、正直、そのことがずっと悔やまれてなりませんでした。それから、もしまた同じシチュエーションになったら子どもが泣いている方へいって「子どもって泣きますよね、うちもです」いって口をはさむようなおせっかいおばさんになりたいと強く思うようになりました。


他人を変えることはできませんが、自身が行動して何か変わることはあるかもしれません。あのとき何もできなくて後悔したからこそ、これからそういうおせっかいはどんどんしていきたいと思っています。

(ひーたむ)

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