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MASON MARGIELA 脱構築的に魅せるガリアーノ流のジェンダーレス。

  • 2019.7.9
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MASON MARGIELA 脱構築的に魅せるガリアーノ流のジェンダーレス。
2019.07.08 17:15
ルックの上下を逆さまにし、裏表もちぐはぐに。男女合同ショーで披露したのは、全37に及ぶ脱構築的なルック。

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パリを拠点に活動するアーティストのカテリーナ・ジェブによるヌード写真をプロジェクションに投影し、ランウェイにはミラーが敷き詰められたアート空間が用意されていた。ジョン・ガリアーノは今回の男女合同ショーにおけるデカダンスについて、「私たちは崩壊していく社会構造を反映し、衰退している。衝動的かつ無秩序を意図しているんだ」と、鋭敏な感覚を言葉にした。


トムボーイ風のテイラードはパンツに大胆なカットを施し、トップはジャケットを羽織るだけの肌を露わにしたルックが次々と登場する。ウィメンズとメンズのデザインに境目はなく、ドット柄を穴で表現したジャケットにセーラーの襟を巻き、ショートパンツにレザーのロングブーツをあわせるといった具合いだ。ウエストに手を置き闊歩するメンズモデルの仕草からもジェンダーレスの精神が感じられる。


スカートは逆さまにし、トラウザーもビスチェドレスに変化。コルセットやジャケットをオーバーレイヤードしたドレスなど、上下や裏表をちぐはぐにした脱構築的なデザインは今回も躍動的で、ゲストの視覚を刺激する。半透明のテクニカルな素材にはアニマルや写真をプリントし、トレンチコートやスーツ、ストラップレスのドレスに変化していた。

Photos: Gorunway Text: Aya Tsuchii

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