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神楽坂のフレンチ前菜食堂「ボン・グゥ」で味わうタルトフランベ

  • 2015.3.24
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フランス情緒漂う神楽坂にある「bon gout(ボン・グゥ)」。前菜が主役のフレンチ食堂で、パリっと焼き上げたタルトフランベと野菜たっぷりのランチはいかがですか?

前菜が主役の新しいフレンチのかたち

東西線神楽坂駅1番出口右手、駅からも見える場所に立つフレンチ前菜食堂「ボン・グゥ」。入口を入って階段を上がると、白を基調とした開放感あふれる空間が広がります。日の光が差し込む窓際のカウンター席は、ひとりでも気兼ねなく過ごせそう。

こちらのお店はメイン料理を設けず、メニューには旬の食材を使った常時3、40種類ほどの前菜が並びます。フレンチレストランでは一般的なコーススタイルではないので、アラカルトで好きなものを少しずつ、いろいろな種類を楽しめます。

オーナーシェフの野口さんが目指すのは、毎日でも食べたくなるような“日常の中のフレンチ”。フレンチに対するときめきや特別感を、もっと気軽に味わってほしいと話します。

スナック感覚でつまんでください

「ボン・グゥランチ」(1000円)のタルトフランベは、フランス・アルザス地方の郷土料理。小麦粉で作った薄い生地の上に具をのせて焼きあげる、屋台やカフェでもよく食べられる軽食なのだそう。

5種類のタルトフランベの中から「ベーコンと淡路玉葱の黒胡椒風味」をいただいてみました。パリパリの生地に自家製のフレッシュチーズ、ベーコン、そして淡路玉葱がのったシンプルな一品。脂肪分を抑えて作られたフレッシュチーズの軽い口当たりと、玉葱のやさしい甘さに手が止まりません。

セットのスープとプレートは、季節や日によって内容が変わります。この日は、かぼちゃのポタージュ、プレートにはディナーのアラカルトメニューでも評判の自家製パテ・ド・カンパーニュ、金美ニンジンのピクルス、アンチョビポテトサラダ、クスクスのタブレなど、野菜たっぷりの9種の前菜。それぞれ食感も味付けも異なるので、ひと口ごとに違うおいしさを味わえます。

ボリューム満点なので、食べきれないときは持ち帰り用に包んでくれるうれしい心遣いも。

ちょっと背伸びをしないと入れないフレンチレストランのイメージを覆してくれる、前菜食堂「ボン・グゥ」。神楽坂さんぽの途中に気軽に立ち寄ってみてくださいね。

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