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「彼、物足りないな」と感じても絶対手放してはいけない男とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.39】

  • 2019.7.5

女というのは交際相手に面白さや刺激を求めガチ。

だから

「ん~いい人なんだけど、なんか違うかな……」

「ほんとこの人でいいのかな」

「いやいや、もっと他に運命の男がいるはず……」

なんて思いを巡らしたりするもの。

でもチョット待って!相手に物足りなさを感じてしまうのは、あなたの目が曇っているせいかもよ。

決してドラマチックな出会いではなくとも、すぐにピンとこなくとも、そこにいるあの彼があなたにとって男の中の男かも!!

あなたの見極めの悪さのせいで後になって「逃した魚はデカかった!」なんてなる可能性が……

あなたがそんな大損しないように(笑)今回は「手放しちゃいけない男性」を神崎桃子がレクチャーするよ。

「高級レストランに連れてってくれる男」じゃなく「おかゆを作ってくれる男!!」

デートや移動中に

「大丈夫?歩き疲れてない」

「トイレ大丈夫?」

なんて気に掛けてくれる男性は手放しちゃいけない。

デート中にあなたの体調を気にかける男は本物よ。

ひ弱な男も中にはいるだろうけどさ、そもそも男と女は身体のしくみが違うよね。

女は男より体力も筋力もない。さらには肩こり・頭痛・生理痛・冷えや貧血など女性特有の症状にちょくちょく悩まされガチ。

そんな女性の身体のことがよくわからなくとも「相手のつらさを想像してくれる」「労おうとしてくれる」という男性こそ大事にすべき。

世の中には“彼女が『生理になっちゃった』と言ったとたん機嫌が悪くなる”なんて男もいるからね。

思わぬ体調不良は女にとってつらい状況だけど、そんな具合が思わしくないときこそ男の真価が問われるってもの。

気遣いどころか「俺、医者じゃないから治せね~し」と“何もしようとしない男となんて一緒に暮らしたらもう最悪。

あなたが熱を出したり寝込んでるときに「俺のメシはどうなるの?」と自分の心配しかしない旦那になるだろうね。

また、女性はたとえ病気でなくともホルモンの関係で年齢とともに体調に変化をきたすもの。

だからこそ、あなたの身体のことを気にしてくれる男性こそ買いなんだよ。

楽しいときよりも逆に相手が弱っている時こそ想像力を働かせて「どうしたらラクになるのかな」と考えてくれる彼なら、あなたの一生だって安心して任せられるってもの。

高級レストランの料理を食べさせてくれる男より、おかゆを食べさせてくれる男を選ぶべきだね!!

「病めときも健やかなるときも……」という結婚の誓いの言葉にもある通り、これから先の人生、毎日明るく元気でいられるってもんでもないんだから……。

女性に対してよりも年配者や子供に優しい男

女性に優しい男なんかより、年配者や子どもに対して優しくできる男の方が人として信用できるってもの。

男なんて好きな女にはより良いところを見せたいけものだし、ましてそこに下心があればなおのこと。あなたに対して親切なのは当然といえるよね。

だからこそ、自分に対してよりも自分ではない人への対応こそ、その男性の本性と言えるんだよ。

電車で席を譲ったり、道に迷ってるお年寄りに声をかけたり、デートスポットなんかで他のカップルのカメラのシャッターを進んで押してあげるとか……そんなこと。

見知らぬ人への態度や公共の場で見せる態度こそ、見せかけの優しさではなくその人の本当の優しさが見えるんだよ。

もし飲食店に入った時やタクシーに乗った時なんかに、店員さんやドライバーさんに対してぶっきらぼうなもの言いする彼氏なら絶対やめといたほうがいい。

いくら自分が客であったとしても、「逆らえない立場の人」に見下したような態度をとる男というのは、仮に今あなたにめちゃめちゃ優しくともいずれ本性を出すよ。

そのうちあなたへの扱いは雑になり、気に入らないことがあるとすぐ怒りをあらわにするだろうね。

お年寄りや自分より弱そうな相手に対しての男の態度こそが未来のあなたに対しての振る舞いを表しているということをお忘れなく!!

女のダメ出しにちゃんと耐えられる男

女性からの指摘や要望に耳を傾けられる男性とはこの先よりよい関係を築くことができるだろうね。

人間って相手を非難することは簡単にできるくせに、相手からの自分へのクレームは素直に受け止めることができないことが多いもの。

だからこそ、「ここはこうして欲しいんだけどなぁ」と彼女からダメ出しされたときに「あ、ごめん気づかなかった」「デリカシーなくてごめん」とすぐ言える男性は絶対買い!

なにかコトあるときでもあなたを放り出したりしない。

恋人同士や夫婦間で揉め事が発生したとき、女性にとって何より困ることって「相手と話し合えない」「相手が話し合いに応じないこと」じゃない?

男性側が黙り込んでしまったり、部屋を出てってしまうなんてことはよくあるケース。

そんな男の背中に向かって

「なんで逃げるの?」

「何も言わないなんてズルいよ!」

「大事なことを話てるのに!」

と声を掛けても彼はガン無視……なんて経験を持つ女性は少なくないだろうね。

男は女からの攻撃(口撃)を受けないために現実から離れたがり、とかく一人になりたがる性質がある。

トラブルが起きたときの男の“ダンマリ”は男の自己防衛でもあるんだよ。

ただ、それじゃ問題は解決しないからね。

ケンカのたびに自分の殻に閉じこもり

「今は何も聞かれたくない」「今は話したくない」「一人にしておいてくれ」……なんてたまったものではない。

他人同士が付き合ってくのだからアクシデントやトラブルはつきもの。

価値観や考え方を摺合せながら、二人で乗り越えていかないと。

だから最も大事なことは「話し合いがちゃんとできること」

もし彼に不安や不満をぶつけたときに、はぐらかさず真剣に応じてくれてくれる彼なら絶対に手放しちゃダメ!!

仕事でも恋愛においても“損な役回りができる男”を手放してはいけない

割に合わないことでも嫌がらずに引き受けることができる人って最終的に周りから認められるものよね。

だからこそ、恋愛においても損ができる男を絶対に手放してはいけない。

簡単にいうとこんなこと。

道を歩く時は車道側に回ってくれる、重たい荷物をスッと持ってくれる、食事にいったら女性より多めに払ったり奢ってくれる……。

彼女が寒そうにしてたら自分の上着を脱いで彼女の肩に上着をかける、雨が降ってきたら自分の傘を黙って差し出す……そして自分が風邪をひく、なんてことよ(笑)

自分は寒くとも雨に打たれようと顔には出さずに“平気なフリ”をするのが男の中の男。

顔に出した途端にそれは見返りを求めてやってるってことになっちゃうからね。

男のカッコよさって要は大事なひとや、好きな女のために「気前よく損すること」なの!

「損して得とれ」とはよくいったもので、「損せぬ男に儲けなし」なんだよ。

損をするからあとから利を見れる……。

一見、女性はお人好しな男性を恋愛相手として敬遠してしまうことがあるけど、そういう男性こそ愛する者のために自ら進んで損をする……つまり自分を犠牲にして大切なものを守ってくれるってもの。

近年は結婚や恋愛に合理性を求めガチ。

「コスパ悪い」「リスクだらけ」などと言っている男たちも多い中、損ができる男性こそ女からしたら「買い」なんだよ。

どうか、彼の見た目やまやかしの男らしさに惑わさずに男の真のカッコよさをちゃんと見極めてね。

(恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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