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保育士のすご技直伝! 赤ちゃんを寝かしつける方法(前編)【メルヘン男子とPOWER PUFF BOY 第17話】

  • 2019.7.5
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ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! Arareです。

私は保育士として働いているのですが、その中でも0歳児から2歳児クラスを担当する機会がこれまで多かったのです。

そのくらいの年齢を保育する中でトップを争うくらい大変な時間…それはお昼寝の時間です!

すんなり寝てしまう子もいれば、なかなか眠れない子などさまざまなタイプがいて、みんなを寝かせるのは結構大変なことです。

でも実は、私は子どもたちの寝かしつけが結構好きなんです…!

この子はどうやったら気持ちよくお昼寝してくれるのかなー? とあの手のこの手を考えてためてしていき、最終的にスヤスヤと眠ってくれたときの達成感がなんともいえません(笑)

今回はそんな私が今までの経験の中で、結構な高確率で寝かしつけに成功した方法をお伝えしようと思います。もし少しでも参考になればうれしいです。


■寝かしつけ方法その1
まず、私たち保育士が一番よくやる方法、それは、



おんぶをすると結構な高確率で寝てくれます!

おんぶをしながら他のお仕事をしながウロウロしているといつのまにか寝ている…というパターンです。

でも、ただおんぶをしただけでは眠らないパターンもあります。そんなときの私なりのやり方もご紹介します。

■タオルやタオルケットを活用!



赤ちゃんや小さな年齢のお子さんは、眠たくても視界に動くものや気になるものが入ったりすると、そっちが気になって眠気がとんでしまったりすることがあります。

また、視界を暗くした方が寝るスイッチが入りやすいタイプの子もいたりします。

そして背中にピタッとフィットさせた方が寝てくれる子も多いです。

そこで、家にあるタオルなどを頭からそっと被せながら、体にフィットする程度にタオルをキュッと両手で引っ張りながらゆらゆらすると効果的な気がします。

もちろん息苦しくならないように顔はちゃんと出ているか確かめてからしています!

この方法だけで寝てくれる子もいますが、そうでないタイプはさらに…





タオルの方法を継続させたまま、さらにひたすら動く! 揺れる! を繰り返します!

体を上下や左右に揺らしながら部屋の中をぐるぐる歩き回ったり、階段をひたすら上り下りしてみたり、その子のタイプによって好みの揺れや動きがあるので、ひたすらいろいろ試してしっくりきそうなだな! と分かるとあとは同じ動きを続けています。

かなり体力を消耗するのでダイエットにもいいかもです(笑)

■おんぶの寝かしつけ、最後の難関とは?
そして最期の難関…

それはおんぶから布団に寝かせるときです!

せっかくおんぶで寝てくれても、布団に寝かせるときに起きてしまうというパターンもよくあります。

私の場合はこの方法で大体うまくいくことが多いです。それは、



この時もタオルがとても役にたちます!(笑)

横になるとき、おんぶされている子に「おんぶからおろされている」と気づかれないように、タオルで背中に密着させたままそーっとそーっと、子どもを落とさないように一緒に布団に横になります。

このときタオルをキュッと両手で引っ張ったまま、おんぶされている子の頭が下に下がらないように、横になるよう意識します。

横になることに成功したら、すぐに起き上がらず、しばらく背中の様子を伺い、熟睡しているな…と感じたとき、ゆっくりゆっくり子どもから離れていきます。

■おすすめは、昔ながらの「おんぶ紐」
個人的な意見かもしれませんが、おんぶをする道具についてです。

私も自分の子どもをお世話するとき、外にお出かけしたりするときは、エルゴなどのだっこ紐を使っていました。

でも寝かしつけのときだけは、昔ながらの「おんぶ紐」といわれるものを使っていました。

このおんぶ紐の存在、保育士の仕事をするまでは知らなかったのですが、ベテランの先輩保育士さんに使い方を教えていただいてからはとても使いやすく感じるようになりました。

今回紹介した寝かしつけ方法も、エルゴなどのだっこ紐タイプだとおろすときに結構大変なのですが、昔ながらのおんぶ紐だと体の密着感も違いますし、布団に寝かせたあと、おんぶ紐を外すときにもとても外しやすいです。

腰への負担は断然だっこ紐の方が軽いのですが、寝かしつけのときなど、短時間のときはおんぶ紐をおすすめします!


■寝かしつけ方法その2
おんぶが嫌いなタイプの子や、まだ首が座っていないような生後数ヶ月の赤ちゃんなどでなかなか眠れない子は、抱っこをして寝かせます。

私の場合は抱っこをするときもタオルを使ったりします。

まだ1歳になっていないような赤ちゃんタイプの場合は、体にタオルをくるくるっと巻いて抱っこをすることが多いです。タオルを巻くことによって赤ちゃんも安心感が芽生えたり、体が温まることによって眠気につながったりするみたいです。

嫌がる子は足元だけでもタオルで包んだりして温めるだけでも違うような気がします。

1歳をすぎていたり、横抱きを嫌がるタイプの子は縦に抱っこしています。

横抱きのときも縦抱きのときもなるべく体に密着させながら、優しくゆらゆら体をゆらしたり、背中やお尻をトントンしたり、頭をなでなでしてみたり。ウトウトするまでおんぶと同じで抱っこをしながらひたすらウロウロ歩きまわったりしています。



抱っこの方が自分の腕の力のみで支えながら、抱っこをしつつトントンしたり歩いたりするので。これもかなり体力を使います(笑)

そしてまたまた布団に寝かせる第2段階へ!

抱っこのときもおんぶと同じで、いきなり体から離して布団におろすのではなく、密着したままそーっと布団におろしていったほうがうまくいくことが多いです。



密着したまま布団におろし、起きないな、と思ったらまたすこーしずつ手や体を離れさせていきます。

本当にちょっとずつやっているので、このときいつもすごーくおかしな体勢になっていると思います(笑)



おんぶのときもですが、いきなり体から離れさせると体温の変化で気づくのか、びっくりしたようにはっ! と目を覚ましてしまうことがよくあるので、子どもたちをびっくりさせないように徐々に体を離れさせていくのがうまくいくコツのように思います。

たまにうまく体から離れられた! と思ったら、ぴく!! となって一瞬泣き出しそうになることもありますが、その場合すぐにまた体を密着させてみたり、手や足をぎゅっと握りながらトントンとおなかや背中を軽くたたいてあげたりするとそのまま寝てくれる子がほとんどです。

(この場合はトントンは遅めより早めにたたいた方が効果的なように感じます)



ざっと大ざっぱに説明していきましたが…

あくまでこれは私の経験上の話なので、参考程度にお聞きくださいね(笑)

今回は、おんぶ&だっこ編でしたが、次回は布団の上での寝かしつけ編を描きたいと思います!


(Arare)

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