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ウェルスナビはやめたほうがいい?投資をする前に実績・仕組みをチェック!

  • 2019.7.5
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ウェルスナビは、ロボアドバイザーの中で最も人気があるサービスです。運用者数は12万人、預かり資産は1,500億円を突破し、順調に利用者は増えています。

しかし、ブログなどのSNSでは「ウェルスナビをやめた」という意見も散見されます。なぜウェルスナビをやめる人がいるのか、そしてやめたくなった場合どうしたらいいかを解説します。

ウェルスナビはやめたほうがいい?

25年の運用の間に、ドットコムバブルやリーマンショック、 チャイナ・ショックなど暴落を何度も経験しています。特に100年に一度と言われるリーマンショックの時は、資産を大幅に減らしました。

しかし、株式市場は持ち直し、時間をかけてマイナスを取り戻しています。これまで、世界経済は短期的な上下があるものの、中長期的に成長を続けてきました。

今後も、世界経済の成長は続くと考えられます。世界中の人口は増え続けていますし、豊かになりたいという人々の思いはなくならないからです。

株価が暴落してもロボアドバイザーの解約や引き出しをしない

ウェルスナビでは、運用のモデルケースとして、柴山CEOの運用実績を公開しています。2016年1月に運用を始め、2019年5月までの運用実績は+16.34%。1年あたりに換算すると、+5.7%になっています。

この運用期間中にも、トランプ政権の誕生やイギリスの EU離脱選択(ブレクジット)など株価の急落が何度もあり、一時的にリターンが悪化する時期もありましたが、現在のパフォーマンスは良好です。

やはり短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、長い目で運用をする長期投資が大切であることが柴山CEOの運用実績からもわかります。

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ウェルスナビの安心・安全度

さらに、ウェルスナビ独自のサービスとして、自動税金最適化(DeTAX)があります。

自動税金最適化(DeTAX)とは

DeTAX(デタックス)とは、リバランスで生じた利益や分配金の受け取りになどによって生じる税負担の一部または全部を、保有銘柄の含み損を実現して利益と相殺することにより、翌年以降に繰り延べる機能です。

分配金の受け取りやリバランスによるETFの売却によって利益が出た場合、本来20%の税金を負担しなければいけません。

しかし、ポートフォリオの中に含み損がある銘柄があれば、その銘柄をいったんウェルスナビに売却し、同時に買い戻すというクロス取引を行います。これにより含み損を実現損にさせ、発生した利益と相殺することでその年の税金を軽減させるのです。

柴山CEOは、SBI証券とのインタビューの中で、デタックスの機能により、年間0.4~0.6%程度の 負担減になると述べています。

その年の運用状況にもよるので税負担が必ず繰り延べられるというわけではありませんが、手数料負担が半分程度になる可能性があるということは大きな魅力です。

デタックスが想定どおり機能した場合、業界最低水準であるテオの新手数料体系 「THEO Color Palette(テオ カラーパレット)」の最大0.65%よりも手数料負担が低くなる可能性があります。

テオのカラーパレットで0.65%の手数料体系を得るためには、預かり資産が1,000万円以上必要です。一方、デタックスは ウェルスナビの標準機能です。別途申し込みの手続きなどは不要なので、誰でもデタックスの恩恵を受けられる可能性があるのです。

以上の事を考えると、運用を全て任せられるウェルスナビの利用手数料1%というのは決して高くありませんし、デタックス機能を使うと、手数料の負担が半分程度の負担になる可能性もあります。他のロボアドバイザーの手数料と比較しても、決して高い水準とは言えません。

ウェルスナビをやめる原因と対処法に関するまとめ

今回はウェルスナビをやめる原因と対処法について解説しました。原因としては、以下の3つが考えられます。

  • 損失によるストレス
  • 手数料がかかるので自分で運用する
  • 他のロボアドバイザーサービスを利用する

損失が膨らんだ時にウェルスナビを解約したいという気持ちは当然起こるものです。しかし、ウェルスナビでは10年・20年といった長期での運用を前提としています。

その間にリーマンショック級の大きな下落が来て一時的に損失となっても、淡々と運用続けることでパフォーマンスは大きく改善します。短期的な値動きに一喜一憂することなく、ウェルスナビでの運用続けるようにしましょう。

また手数料に関しても、ポートフォリオの構築からリバランスまですべて自動で行ってくれるので、利用手数料の1%は高いとは考えていません。

また他社と比較した場合でも、ウェルスナビ独自の機能であるDeTAXを使うことにより手数料負担が半分程度に可能性があります。

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