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チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】

  • 2019.7.5
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新連載「週末アジア」は、アジアに精通している女性たちが、おしゃれなショップやカフェ、おすすめスポット、旬のニュースなどをピックアップして、まだまだ知られていないアジアの魅力をお伝えしていきます。週末にぷらっと行ける距離だから、今すぐ旅に出たくなっちゃうかも!?

 

チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】
出典 FUDGE.jp

 

シンガポールの名物料理、チキンライス。

日本人向けガイドブックに載っている有名店はもちろんおいしいのですが、

わたしが食べ歩いたなかで、

「これは……!!」と感動したイチおし店(いや、ゲキおし店)をご紹介させてください。

 

チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】
出典 FUDGE.jp
チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】
出典 FUDGE.jp

 

それは「SAM LEONG HAINANESE CHICKEN RICE」。

お土産探しのメッカ「ムスタファ・センター」の並びに、この屋台はひっそりと佇んでいます。

 

観光名所のリトル・インディア地区にありながら、

同店を訪れるひとのなかに観光客はおそらくほぼ皆無。

ちょっぴりディープな場所です。

 

チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】
出典 FUDGE.jp

 

こちらの屋台では「スチーム」と「ロースト」の2種類のチキンライスを提供しています。

 

お薦めしたいのは、だんぜん、スチーム。

臭みのない、しっとりとしたチキンのおいしいことといったら!

 

チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】
出典 FUDGE.jp

 

おいしさの秘密は、サクラチキンにあります。

サクラチキンとは、日本の最先端養鶏技術を用いて育てられたブランド鶏。

これを店主が可能な限り骨を落とし、繊維に沿ってカット。

こうして味わい深く、なめらかな口当たりとなっているのです。

 

ちなみに他店でチキンライスをいただくと、チキンが骨つきで食べづらいもの、

パサっとした食感や肉の繊維感が気になるもの、鶏独特の香りが残っているものなど、

期待したほどおいしくないこともしばしば。

違いを実感するために、できれば食べ比べてみていただきたい。

 

この高クオリティにして、1人前5ドル(400円)前後なのは屋台だからこそ(値段はサイズによる)。

同店の熱狂的ファンのわたしは、通常、夫婦で1/2羽サイズをオーダー。

 

つついても、つついても「まだある〜❤」と思えるほどたっぷりと盛られたチキンから、

毎度、口福をもらっています。

 

チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】
出典 FUDGE.jp

SAM LEONG HAINANESE CHICKEN RICE

16 Verdun Road, Kim Sam Leng Eating House, Singapore 207279
8:30〜15:30
火曜定休
https://www.facebook.com/samleongchickenrice/

 

 

 

text:Ayako Tada

チキンライスの隠れた名店。ガイドブックには載らない口福の味【週末アジア:シンガポール編】
出典 FUDGE.jp

編集&ライター。2006年、マガジンハウスに入社。雑誌『Hanako』『GINZA』編集部に勤務し、ビューティ、ファッション、グルメなどを担当。結婚を機に2016年よりシンガポールに移住。現在はフリーランスとして「Hanako.tokyo」やシンガポールのローカル誌などで活動中。

Instagram : @tadaayako

 

 

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