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CHANEL ヴィルジニー・ヴィアールによる初のクチュールは“シャネル図書館”に。

  • 2019.7.4
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CHANEL ヴィルジニー・ヴィアールによる初のクチュールは“シャネル図書館”に。
2019.07.04 16:00
ガブリエル・シャネルやカール・ラガーフェルド同様、読書家である新アーティスティック・ディレクターのヴィルジニー・ヴィアール。彼女による初のオートクチュールは、円形の“シャネル図書館”で開催。

【全71カット】シャネル 2019年秋冬オートクチュールコレクションをすべて見る。


ヴィルジニー・ヴィアールがシャネルのアーティスティック・ディレクターとなって初めてのオートクチュール・コレクション。グラン・パレに出現した3層からなる円形の“シャネル図書館”は、カンボン通りにあるガブリエル・シャネルのアパルトモン(L’APPARTEMENT)や、パリの老舗書店ガリニャー二から着想を得たという。


ポーティスヘッドの“Glory Box”など浮遊感あるサウンドトラックにあわせ、ゆっくりと歩くモデルたち。なでつけたポニーテールに太めの眉、キャットラインのアイライン、ネックレスはつけず、片耳だけにイヤリングをして凛とした美しさだ。細いフレームの眼鏡もチャーミング。


オープニングはスタンドカラーのロングコートドレス。太い糸で織られたツイードで、厚みのある生地と歩くたびに見えるシルクサテンのライニングとのコントラストが印象的だ。


ボリュームのあるジゴ袖のショートジャケットにはミニスカートやワイドパンツをあわせて新鮮なバランスに。ダブルブレストのテーラードジャケットにはフレアパンツをあわせ、マスキュリニティとフェミニニティを融合した。


きらびやかな総スパンコールのボレロジャケットの衿はオーガンジーのトライアングルカラーで、本の白いページが重なっているかのよう。刺繍、羽根細工、折り目細工などアトリエの職人たちによるドレスも見事だ。

マーゴット・ロビーマリーヌ・ヴァクト、キャロリーヌ・ドゥ メグレなどセレブリティが多数駆けつけた会場には、アンバサダーである中条あやみやカヌースラローム選手の羽根田卓也の姿も。

Photo: Gorunway Text: Yoko Era

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