背中のハミ肉スッキリ！バレエダンサーが教える、背中美人エクササイズ

脚を腰幅に開いて立ち、片方の手は体の真横で指先が真横になるようにしてひじを曲げます。反対の手はひじを曲げて体のうしろ側にそえます。
体の真横側にある手の方向へ上半身を少し傾けた姿勢になります。背中のお肉をわざと寄せていくイメージです。このとき、ひじはなるべくうしろに引いておきましょう。

息を吐きながら、体の横にある腕を曲げたまま上げていきます。
負荷をかけていることをイメージしながら、ゆっくりと肩甲骨を動かすように行います。

腕を上げたまま、上半身は、腕のつけ根・背中・体の側面が伸びるところまで傾けてキープします。

しばらくしたら、背中のお肉を片側に寄せていた最初の姿勢にゆっくりと戻します。元の姿勢に戻る最中も、肩甲骨が動いていることを意識できると、効果的にエクササイズができます。

この流れをほどよくくり返したら、手の位置と上半身を逆にして、同じように反対側も行います（武田さん）

床にお尻をついた状態で、ひざを曲げて股関節を開き、足裏を床につけます。背すじはまっすぐ伸ばしましょう。
腕は体の真横に伸ばしてから、ひじを直角に曲げ、手のひらは下に向けます。

横に張ったひじをうしろに引くようにして、上半身を左右交互にねじります。このとき、背中側と肩甲骨まわりの筋肉を動かすことを意識しながら行って。
ほどよくくり返しましょう。

最初はゆっくりと行い、背中側と肩甲骨の筋肉が意識して使えるようになったら、じょじょにねじりのスピードを速めていくと、効果的です。

背中をまっすぐ張ったまま行うことがポイントですので、注意してやっていきましょう（武田さん）

うつ伏せに寝た姿勢から、ひじは自然に曲げて、手先が顔と同じラインにくるようにして床につけます。このとき肩が上がらないように注意して。

息を吐きながら、上半身と脚を上げます。
ひじもうしろに引くように上げるのがポイント。首のうしろはまっすぐに保ったままで、両脚はひざが曲がらないように、遠くに伸ばしながら上げていきます。

しばらくキープしたら、息を吸いながら元の姿勢へ戻していきます。この流れをほどよくくり返しましょう。

このエクササイズでは、高さは必要ありません。高さを意識するよりも、ゆっくりと行うことが大切です（武田さん）

背中のハミ肉がなくなると、シンプルなTシャツが、かっこよく着こなせるようにもなります。ぜひ、今日から始めてみましょう！

取材・文/高田空人衣