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【アイビーの花言葉】結婚式の定番であるその理由と少し怖い意味も解説

  • 2019.6.26
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アイビーについてや花言葉を特集!

アイビー(ivy)は日本語で「ツタ」と訳される広義の一般名詞である場合もありますが、ここでは主に狭義の固有名詞であるアイビー(ivy)について、その特長や花言葉についてご紹介します。

アイビーはヘデラとも呼ばれる人気の観葉植物。ポピュラーな観葉植物なので、見たことがないという方はいないのではないでしょうか。

アイビーはまさに「葉」を楽しむ観葉植物で、花が咲くことは珍しいのですが、花言葉もあります。花言葉には良い意味もありますが、ちょっぴり怖い意味もあるので、気になる方は是非チェックしてください。

アイビーについて

アイビーの基本情報

アイビー(ivy)は英名で、正式名はコモン アイビー(common ivy)あるいはイングリッシュ アイビー(English ivy)。

学名をヘデラ ヘリックス(Hedera helix)、和名はセイヨウキヅタ(西洋木蔦)といいます。

和名でキヅタと名付けられていますが、アイビーはウコギ科キヅタ属の常緑蔓性植物で、ブドウ科のツタ(蔦)とはまた別の種類です。

アイビーの原産地は北アフリカ、ヨーロッパ、アジアと広く、日本にも近い種類のものが自生しています。

アイビーの種類

アイビーにはハート型や星形、斑入りなどさまざまな葉の形や模様の種類があり、イングリッシュアイビーだけでも世界には500以上の園芸品種があります。

そのうちの100種類ぐらいが日本で流通。種類は豊富ですが、花言葉はどれも共通ですよ。

一般的に流通している品種のアイビーは、よほど長く育てないとなかなか花をつけません。花が付くまで育てると、小さな花が球状になった花房が付きます。

また、花の後には実がなりますが、実にはサポニンが多く含まれ、漢方などに使われる一方、大量に摂取すると毒にもなり注意が必要です。

アイビーの名前の由来

英名「アイビー」の名前の由来

英名の「アイビー(ivy)」は古い英語の「ifig」に由来しています。

また、アイビーはドイツ語では「イーフォイ(Efeu)」といいます。

これは「永遠の干し草」を意味する古いドイツ語の「phihouwi」から派生したものと言われ、「ifig」はこれと同じ意味ではないかとされています。

学名「ヘデラ」の名前の由来

学名の「ヘデラ ヘリックス(Hedera helix)」の「ヘデラ(Hedera)」は、ラテン語で古代ギリシャ語の「しがみつく」「葉が密生している」から派生したと考えられています。また、「ヘリックス(helix)」は「ねじれ・らせん」という意味です。

アイビーの特徴

入手しやすい

一般的な種類のアイビーであれば、園芸店をはじめ、ホームセンターや雑貨店、100均店にも取り扱いがあります。

また、アイビーは葉の茎を水に挿しておくだけで根が生えるので、アイビーを持っている方から一枝分けてもらうという方法でもOK♪

育てやすく丈夫

耐陰性、耐寒性、耐暑性に優れ、水耕栽培でも育てられる一方、少しくらい水やりを忘れてもいきなり枯れてしまうことはありません。

雑草のように丈夫で、よく増える植物です。この丈夫さが花言葉の由来となるので覚えておいてくださいね。

いろいろな植え方で楽しめる

屋外に地植えしてグランドカバーにしたり、ラティスや壁に這わせたり、プランターで寄せ植えしたりすることもできますし、室内で鉢植えして、置いてもハンギングしても楽しめます。

アイビーは個性的な葉でありながら、他の植物や雑貨との馴染みが良いマルチなグリーンです。

増やしやすい

アイビーは見た目が魅力的なので、広く「観葉植物」として愛されていますが、雑草と同じくらいの繁殖力を持つために、アメリカの一部の州では「侵入生物種」として販売や輸入が禁止されている種類があるほどです。葉を水に挿しておくだけでどんどん増やすことができますよ。

また、アイビーは茎から延びる「気根」という根で取りついた地面や樹木、壁にしっかりと貼りつきます。壁に這わせたアイビーの根は一度根付くと、枯れてしまってもとることが難しいくらい深く残るため害草とされることも。それが由来となって、少し怖い花言葉もあるんです。

アイビーの花言葉

一般的なアイビーの花言葉の意味

アイビーの一般的な花言葉には、「永遠の愛」「結婚」「夫婦愛」「友情」「信頼」といったものがあります。

アイビーはインテリアグリーンとしてとても手軽で、広く普及している植物。

このようなポジティブで魅力的な意味合いの花言葉であれば、贈り物としても喜ばれますし、使いやすいですよね。

それでは、なぜアイビーがこのような花言葉になったのかをアイビーの特性と花言葉の意味を照らし合わせてご紹介しましょう。

アイビーには色別や種類別の意味はありませんが、西洋での意味や一般的な意味以外の花言葉もあるので、それらも併せてご紹介します。

アイビーの特徴と花言葉「永遠の愛」

アイビーは常緑植物で常に青々とした葉を茂らせ、日陰や寒さ、暑さなどにも耐え、多少過酷な環境でもたくましく成長していきます。

その姿はまさに「永遠の愛」のシンボルとしてふさわしく、アイビーの素敵な花言葉となりました。

アイビーの特徴と花言葉「結婚」「夫婦愛」

アイビーの蔓は絡まるように巻き付き、一度根をはると取り除くのが困難です。

また、長く伸びる蔓はまるで一族や子孫が反映していくようにも見えますよね。古いヨーロッパでは結婚式場をアイビーで飾る風習があったそうです。

アイビーの蔓は「連帯」を表すグリーンとして花束に使われていました。古代ギリシャでは女性が結婚したい男性にアイビーを贈るしきたりもあったそうです。

「結婚」という花言葉につながりますね。

アイビーの特徴と花言葉「友情」「誠実」「信頼」「忠実」

アイビーは豆や朝顔などと違って、ただ巻き付くだけではなく、巻き付く相手に根をはり、いったん付いた相手から離れません。

それは深い絆を表すともいえるので、これらの花言葉もうなずけますね。絶えることのない信頼の証として大切な人にアイビーを贈ってみては。

アイビーの特徴と花言葉「永遠」「不滅」「長寿」

丈夫でいつも青々として長く伸びる蔓性のアイビーには、「永遠」「不滅」「長寿」という花言葉もあります。

古代ギリシャでは、有名な月桂樹やオリーブの他にアイビーも花冠として用いられていました。

少し怖い意味のアイビーの花言葉

一度取りついたら枯れても相手に根を残すほどしっかりと貼り付くアイビーは、「死んでも離れない」という意味もあります。

両想いの相手に贈る場合は、「ずっと一緒にいたい」という素敵なメッセージになりますが、片思いの相手に贈る時には注意が必要かも。

アイビーの風水効果は何?

花言葉以外のアイビーの持つ風水的意味「運気上昇」

アイビーは運気上昇の風水効果があるとされています。

アイビーの強い生命力が、周りにもエネルギーを満たしてくれると考えられているのです。

花言葉にも「長寿」や「不滅」という意味があるように、どんどん伸びるアイビーには繁栄のイメージがあるんですね。

花言葉以外のアイビーの持つ風水的意味「金運」

蔓が上に伸びるように植えているアイビーには、「金運」をアップさせると言われています。

特に、アイビーの中でも「ゴールドチャイルド」という品種は、葉のフチが金色のようで、より効果があるそう。

花言葉以外のアイビーの持つ風水的意味「恋愛運」

長く垂れ下がる植物や実のなる植物は、恋愛運をアップすると風水では考えられています。

そこで、アイビーをプラントハンガーやポットスタンドなどに入れて葉を垂らすように飾ると、「恋愛運」向上につながるでしょう。

アイビーは花言葉にも「永遠の愛」という意味を持つので効果が期待できそうですね。

アイビーの飾り方

シンプルに飾る

個性的な形や模様の葉を持つアイビーは、ただシンプルに飾るだけでもおしゃれに決まります。

それでいて、他の草花とコラボさせてもスマートにまとまるので、とても重宝する観葉植物。

素敵な花瓶を持っているなら、花がない時でも花瓶をしまい込んだりせず、アイビーを飾ってみてください。

寄せ植えで飾る

アイビーは主役のみならず、味のあるバイプレーヤーとしても優秀なグリーンです。

他の植物を引き立てながら華やかな雰囲気を演出してくれるので、寄せ植えにもおすすめ。花言葉の友情を表すような魅力的な存在になってくれますよ。

アイビーの花言葉まとめ

観葉植物として馴染み深いアイビーについての特徴や花言葉をご紹介しました。

アイビーは手軽にインテリアに取り入れられるグリーンとして人気がありますが、花言葉までご存知の方は少ないのではないでしょうか。

少し怖い意味もありますが、ポジティブな花言葉を表すように生き生きと育てると、きっと暮らしの素敵なチャームポイントになりますよ。是非この機会にアイビーをお家に迎えてみてください。

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