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レディー・ガガが訴える「呼ばれたい代名詞を聞く」大切さ

  • 2019.6.26
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デビュー当時からLGBTQコミュニティをサポートし、さらに自身もバイセクシャルであることを明かしているレディー・ガガ(33歳)。先日、歴史あるアポロシアターで初めてコンサートを開いた彼女がゲストに語ったのは、「代名詞」の重要性。

出身地であるニューヨークで約2年ぶりのライブを開催したレディー・ガガ。ライブは招待制で、中には歌手のアダム・ランバートや、映画『アリー/ スター誕生』で共演したドラァグクイーンのシャンジェラやウィラムなどが招かれていたよう。披露したのはデビュー曲「Just Dance」から「Shallow」などのヒット曲や、LGBTアンセムと呼ばれている「Born This Way」など。

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Everytime. EVERY. TIME. that I see @ladygaga perform it inspires me to push forward, continue Werqin, create more content that touches people, and forever cherish my fans. Thank u LG for putting your heart into tonight’s intimate show in NYC at the Apollo Theatre. I had soooo much fun... and I have to pinch myself whenever u sing SHALLOW. Y’all, some days I’m like “am i reallllly in that film?!” So cool. And how cool to be there with my costar @willam and so many friends hearing Gaga go in! Check my IG story for More! (And btw, Congrats Gaga manager @wanaynay on being named to @variety’s first Power of Pride list) ❤️?️‍??

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そんなレディー・ガガが最近ファンに伝えようとしているのが、「代名詞」の重要性。セクシャリティやジェンダーが多様化する現代において、会話で使われる「He(彼)」や「She(彼女)」、そして「Ze(性的にニュートラルを示す)」といった代名詞は、「まず本人がどの代名詞で呼ばれたいかを確認するべき」というのがレディー・ガガの考え方だという。

「私は、これまでファンから多くを教わってきたの。私にあらゆることを見せて、教えてくれてありがとう。その中で、とっても重要なことを学んだのよ。それは、『あなたの代名詞は?』と聞くこと。これは、ここにいる人だけでなく、世界中の人に伝えたい。多くの人は代名詞をリスペクトされないし、そもそも質問されないの。私自身、成長すると同時に色々な変化を遂げた。そして、色々な意味で理解をされていないと感じたこともあったわ。(中略)みんな仲間なのよ」

LGBTQ同盟の「GLAAD」によれば、自認している性別・ジェンダーによって代名詞は使い分けられるべきとのこと。例えばケイトリン・ジェンナーは、ブルース・ジェンナーから性転換をした当初は「He(彼)」と呼ばれたいと話していたけれど、その後、「She(彼女)」であることを自認し、周囲も「She(彼女)」と呼んでいるんだそう。

無頓着になってしまいがちな代名詞だけれど、実はその人のアイデンティティに関わるもの。そのため、「どんな代名詞で呼ばれたいか」を尋ねることは、相手への敬意を示すために重要なことだとレディー・ガガは訴えている。

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