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相思相愛カップルにあるのは「愛情の強さ」より「上手に付き合う癖」

  • 2019.6.26
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どうもあかりです。
これまでたくさん見てきた、自他共に認める「相思相愛カップル」。
だけど彼氏彼女らを見て「やっぱり、これだけ長く、しかもラブラブで付き合い続けられるカップルは、二人の間に流れる愛情の強さが違うんだわ」と思ったことは・・・・・・一度たりともありません


「愛の強さ」みたいなものが、カップルのお付き合いがうまくいくかどうかに直接関係してくることって本当に、全然ないです。超ラブラブに見えるカップルでも、うまくいかなければ3ヶ月の壁すら超えられない。それくらいに恋愛はトリッキーで、シビアで、残酷です。


他方で、そういう長寿カップルには決まって「上手に付き合う癖」みたいなものがあるものです。「付き合ってるんだったらこれをやらねば・・・・・・」という感覚じゃなく、もっと自然に「癖」として素敵なお付き合いに繋がる要素が染みついている。そういう「癖」を見ていると、「あれだけうまく付き合っていられるのも当然だな」と納得させられます。


ということで今日は、彼らの「癖」と、それを身につける方法について考えていきましょう。

■「気がついたらあの人のこと考えてた」癖

相思相愛カップルは、デート以外の部分で際立っています。
例えば、彼氏が仕事終わりに、自宅近くのコンビニに寄ったとしましょう。本来の目的としては「今夜の晩酌」のためのお酒とおつまみを探すことなわけですが、気がつくと、「彼女が好きそうなのないかな〜」という視点で店内を歩いていて、「あ、これリラックマの顔のスイーツ。この前食べたいって行ってたなー」といった感じで次彼女が来たとき用に買っておいてしまう。


またあるとき、今度は彼女が友達と新宿においしいパフェを食べに行ったとき、そのお店で「持ち帰り可」なエクレアがあったので、友達と一緒にそれぞれ自分の分と、それから彼氏のお土産用に買っておいとく。


自分が欲しい本を探しに本屋に行ったら、「鎌倉旅行」なんていう本があるので「今度一緒に読もうかな」って買ってみる。


「買う」ばかりですが、これに限らず、急に雨が降ったら「今日ちゃんと傘持ってる?」とLINEしたり、面白いネット記事を見つけたらついあの人にシェアしたくなったり、そういう「気がついたらあの人のこと考えてた」癖があるカップルは、必ずとても仲が良いというのが私の意見です。


その人が目の前にいないときに、好きな人のことを考えるのって、まずは自分がすごく幸せな気持ちになります。「あ、またあの人のこと考えちゃってるよ自分」という感覚。


これって、我ながらすごく幸せで「好きなんだなぁ、自分」と実感させられる。そして、さらにいいのは「気がついてたら考えてた」おかげで自分に届けられるスイーツや旅行の本やLINEが、「あの人はこんな瞬間にまで自分のことを考えてくれてたんだ」という嬉しさにもつながる。そういう素敵な関係性のきっかけになるのが、この「癖」なんです。

■「まあいっか」癖

どんなに幸せで理想的でそれこそそのまま結婚するようなカップルでも、必ず「思い通りにならないこと」は起こります。


予定していたデートが直前でキャンセルになったり、「今日夜電話しようね」と約束していたのに相手が寝てしまっていたり・・・・・・。何かを「したい」と願う分、それが「できない」ことで悲しい気持ちやときには相手にイライラしてしまうこともあると思います。誠実だと思っていた人が、自分の知らないところで(別に隠していたわけじゃないんだけど)異性とLINEをしていたなんていうこともあるかもしれません。


そういうときに「どうしてこうなっちゃうの!」といっぱいいっぱいになってしまうのか、それとも「まあ、いっか」と思えるか。これは思考の癖の問題です。


恋人とのトラブルをいちいち大げさにとらえる人はとらえるし、「別れてしまったわけでもないし、まあいっか」と都合解釈をすることができる人はできる。


実際問題、カップルの間には「うまくいかないこと」があまりにも多すぎて、「深刻癖」では身が持ちません。「まいっか」の精神がないと乗り切れないほど交際というのは荒波で、茨の道。


「もともと他人同士。そんな二人が両思いで付き合っているだけで奇跡。それ以上に『二人は考えてることまで一緒』だなんて、どうして望めるだろう」


冷めてるわけじゃなくて、こういういい意味で落ち着いた考え方は、どうでしょうか。

■「せっかくのデートがもったいない」癖

また、ケンカなどのトラブルがあったときの仲直りまでのプロセスも、癖によって違いが出ます。


言いたいこと、話し合うべきことが終わったら、さっさと仲直りをするカップル。
こういうカップルは、「早く仲直りをしないと、今日のデートが(または次のデートが)もったいない」という思考回路がある。
「仲直りするの気まず・・・・・・」ということを考えるより、「ええ、このまま仲直りしないと、せっかくの今日のデート台無しじゃん!」というある意味「貧乏くさい」考え方をする癖がある。


でも、いいじゃないですか貧乏くさくて。「せっかく二人が予定をあけて、時間を割いて作ったデートの時間」を大切にしたくて、それを「どうせ仲直りするのは時間の問題」なケンカに邪魔されるのなんて本当にもったいない。

■癖は才能か、そうじゃなくても「最初の一歩」で生まれるもの

これまで紹介してきた素敵な癖ですが、これらは一つは才能です。もともとそういう癖を持っている人って確かにいる。


だけどそれは英語で言うところの帰国子女みたいなもので、少数派。むしろ「できる」という人の大半は、才能よりも習慣でそうなってる。


難しいことはありません。今日から、「そういう癖を身につけるように最初は意識してやってみる」ことを始めましょう。


だんだんそれが当たり前になって、やがてきっと癖になる。これは自分一人の話じゃなくて、彼との二人の関係でも同じです。あなたでも彼でも、二人のうち片方が習慣化に向けた「最初の一歩」を踏み出すことで、相手もそれに歩調を合わせる。


二人とも才能がなくても、二人で一緒にその癖を身につけて行きましょう。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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