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「だから結婚できないんだ」「やっぱり独身なのね」と周囲が納得してしまう独女の言動とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.38】

  • 2019.6.21

「そんなだから結婚できないんだね」

「あの人やっぱり、独身なんだ」

人はとかく自分と立場の違う属性の人間を批判したがるもの。

その代表的なものに「既婚」「未婚」のカテゴリがある。

男性よりも“比べたがりな女性”は既婚か独身かで両者を対置してしまいガチだから何かと厄介なんだよね。

しかも、結婚してることはストロングポイント傾向にあり、結婚していないほうがとかく突かれてしまうことが多い。

結婚していない側からすれば「独身であることに問題アリ」と決めつけたがる既婚者に「結婚できたのはたまたま縁があっただけでしょ」「結婚してたってクセのある人間もいるじゃん」と噛みつきたくなることもあるだろう。

ただ、既婚者が独身者に対して「だから結婚できないんだ……」と感じてしまうのはそれなりのシチュエーションがあることも。

今回は「独身女性のこんな言動からそう思われてしまう」ことをレクチャーしよう。

「だから独身なんだよ」~ストライクゾーンが狭すぎる

・「仕事はできても結婚できない女性に多いのが『正直ここまでひとりで頑張ってきたからこそ、男に対していまさら妥協できない』という考えの人。自分の理想ばかりで恋愛市場や婚活市場の現実をみていない。年齢と共に自分の価値は下がるのに自分のストライクゾーンは調整しようとしないんですもの。『市場価値のあるうちに』と20代で婚活に励んでる女性と同じ条件掲げてもムリに決まってますよ……」(42歳既婚女性/婚活イベント会社)

――年齢を重ねれば食べ物だけでなく“異性の好み”も変わってくるのが自然だが、バリキャリや自立している女性ほど以前からの条件を緩めようとしない。

若けりゃ相手の外見や学歴,職種なんかに特化してしまうこともあるだろうけど、これまでいくつかの恋愛をこなしてくれば“男への見る目”や“男の価値観”には変化が訪れるんだけどね。

人は経験を積み重ねることで寛大になるなんて言うけど、恋愛や結婚となると話は別。

寛容になるどころかパートナーに求めるものは大きく自分の理想にそぐわなけりゃ、すぐに見切ってしまう。

そんなストライクゾーンの狭い女性が40超えなんてしたら

「中途半端な男やカスなんてつかみたくない」

「この歳までずっと待ってたんだから、貧乏クジは引けない」

とますます恋愛の間口を狭めてしまうのだ。

歳を重ねた分だけ自分の器を広げていかないとパートナーなんてできないのに……。

「だから独身なんだよ」~自分のライフスタイルが第一

・「周囲から『あ~だから結婚できないのね』って納得されちゃう人って頑ななんですよ。

同じ職場の先輩がそう。自分の生活や習慣を他人のために変えたくないってオーラが出てます。何を着るだとか、何を食べるとか、どんな店に行くとか、休日は何して過ごすのか、などのライフスタイルに対してのこだわりが強い……。会社のイベントや飲み会とかも『今日はスイミングクラブでトレーニングメニューをこなさなきゃいけないから』って平気で帰っちゃう……。そこそこ美人だとしても周囲への気配りがなく自分のしたいことばかりする人は影で悪く言われるのは仕方ないですよ」(38歳既婚女性/ソフトウエア)

――この先結婚したい気持ちがある人は要注意。

彼氏アリなら相手と擦り合わせる努力をしてきても、長いこと彼氏ナシって環境であれば“自分のペースだけで生活を送ってきた”ってことになる。

覚えておいて欲しいのは歳を重ねたら重ねた分だけ自分のライフスタイルを崩すことは困難になるってこと。

自分の生活習慣が確立されてしまうと

「生活のリズムを変えられない」「他人が入ってきて自分のペースを乱されたくない」ってなる。

今、シングルのアラサー女性にとっていちばんの強敵は、自分が築き上げようとしている「ライフスタイル」ともいえるね。

“自分のしたいことやりたいこと優先”でアラフォー、アラフィフに突入してしまえば

「いまさら恋愛なんてめんどう」

「いまさら男と暮らすなんて煩わしい」

となり、相手に合わることなどできなくなってしまうのだ。

職場でも「私は私、人は人」ってスタンスで協調性を示さなければ、たとえ仕事の評価を得ていても人としての評価は下がり孤立することにもなりかねないね。

また美人であっても自分自身のことにしか興味を持たない女性も同様。

「だから独身なんだよ」~人の意見を受け入れない

・「ことあるごとに何でも人のせいにする同僚の女友達がいます。恋愛がうまくいかないと『あの男が最低だから』、仕事がうまくいかないと『あの課長の説明不足だから』と言い訳する。『私がそういうのよくないよ』といっても聞く耳持たないどころか『私はこういう人間なんで』って開き直っちゃうし……。そんな調子じゃ結婚だけでなく友達も遠ざかっちゃう。『一生独身じゃない』なんて言われちゃってます」(36歳既婚女性/保険)

・「自分が一番正しいと思ってるのか何かと否定的な中学時代の友人がいます。人の意見に対して『なるほど~』『へ~そうなんだ』というよりも先に『私はそういうのイヤ』『こうあるべき』『それって許せない』ってセリフばかり。人を受け入れる気持ちがない彼女はこの先、男性から愛されることはないでしょうね。たいてい自分を曲げない人ってパートナーがいないです。同級生で未だに独身の男もそうですね」(39歳既女性/総務)

――人の意見や忠告に耳を傾けようとしないタイプは仕事も恋もうまくいきっこない。

ビジネスだって恋愛だって結婚だって、要は相手と折り合いをつけることにあるのだから。

「いやいや、私は」って譲れない人はこの先“伸びしろ”はまずないだろうね。

仕事でも“人の意見はありがたく聞く人間”は上司から可愛がられるし、クライアントからも重宝される。

そして恋愛や婚活では人のアドバイスを聞き入れる女性は彼氏もできやすいし成婚もしやすい。

たとえ自分なりの信条があったとしても「そういう考え方もあるね」という他人への柔軟性を忘れてはいけない。

相手を認めるより先に無意識のうちに“こき下ろしてしまう”なんてことはないかどうか

自分の発言を振りかえってみるべきかも。

おひとりさまが危険なのは“常に自分が主人公”になってしまうから

結婚してないからって人から後ろ指さされる筋合いはなくとも、独身であることで周囲から「やっぱりね」「だからね」と納得されてしまうことだけは避けたいもの。

人に対して必要なときに必要な譲歩ができていればその「やっぱりね」という決めつけからは解放されるはず。

ひとりで暮らしていれば、どうしたって自分が主人公になってしまう。そうなると自分の中のこだわりや主張が表面に出てきてしまう可能性は否めない。

女が世の中うまく渡っていくには強さだけじゃない!謙虚さ素直さが必要なのよ。

(恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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