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春だけじゃない!?寝室の花粉対策は年中やっておくべき、これだけの理由

  • 2019.6.19
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ツラ~い花粉症の原因は、一年中飛散しているスギやヒノキなど様々な種類の花粉。日本で多いスギやヒノキの花粉症は春にピークを迎えるので、『花粉症=春』のイメージが強いですが、実はその対策は一年中しておくといいのです。とくに1日のうち1/3という長い時間を過ごす寝室は、ピークの時期はもちろん、それ以外の時期も対策をしておくのがベター。

そこで今回は、花粉症の人、必見!の花粉対策についてご紹介します。

そもそもなぜ花粉症になるの?

まず、花粉症は誰でも発症する可能性があります。花粉症は、鼻や口から吸いこんで体に蓄積された花粉が一定の量を超えることで発症します。発症するかなり前の段階から少しずつ花粉が体内にたまり、花粉症の発症カウントダウンが始まっているんです!

ということは、今は花粉症でない人も、花粉を吸いこみ続けるといつかは花粉症になるとも言えます。発症を防ぐためにも、花粉を体内に入れないような対策をしておくといいですよ。

寝室の花粉対策が重要な理由

布団や枕には花粉だけではなく、ダニやホコリなど様々な菌が潜んでいます。それらが花粉症を発症する引き金になったり、症状を悪化させたりすることもあるんです。窓際に置くことの多いベッドは、花粉が溜まりやすいスポットのひとつ。カーテンについた花粉が落ちたり、浮遊していた花粉がベッドにたまっていきます。花粉がたっぷりたまったベッドで睡眠をとるのは、毎日寝ながら花粉を吸いこんでいるということなんです。

寝具を花粉から守る方法

  • 帰宅した時や寝室に入る時には、服や髪の毛についた花粉をはらう
  • コートやバッグなどは寝室に持ち込まないようにする
  • 花粉飛散が多い時はなるべく窓や戸を開けないようにする
  • 換気をする場合、窓は小さく開けて短時間で済ませる
  • 花粉モードが付いた空気清浄器を使う

寝具の花粉対策方法とは?

ベッドのマットレスやベッドの枠、隙間にも花粉がついているので、こまめに掃除機をかけましょう。シーツや枕カバーの上からも、掃除機で花粉を吸い取るといいですよ。掃除機をかける時間がない時は、枕や顔が触れる部分だけでもいいのでコロコロクリーナーなどの粘着テープで花粉を取り除きましょう。

花粉の時期、布団は外干ししても大丈夫?

花粉が多く飛散する時期は、布団を外に干すのはなるべく避けた方がいいでしょう。どうしても干したい時は、花粉の飛散がなるべく少ない日を選んでください。外に干せない時は、部屋の中で直射日光が当たる場所に立てかけておくと湿気を取ることができます。布団の下にすのこを敷くことで湿気をためないようにすれば、外に布団を干す回数を減らすことができます。

寝具の花粉対策にオススメのアイテム

花粉よけ布団干し袋

どうしても外に干したい時に使えるアイテム。布団の汚れ防止にもなるので、花粉対策の時期以外でも使えます。

布団クリーナー

布団専用の掃除機。ダニや花粉を吸い取ってくれるので、こまめにかけると効果が期待できます。

花粉対策に適したシーツや枕カバー

高密度に織られた生地は、花粉やホコリが入りにくいので簡単にできる花粉対策としてオススメ。生地の凹凸を減らして花粉付着防止をしているカバーなど、様々な対策をした寝具カバーも活用しましょう。

洗える布団

そもそも汚れやすい布団。自宅で簡単に洗濯できればいいのに!と思ったことありませんか?花粉の対策だけでなく、汚れやハウスダストまで洗い流せちゃう、洗える布団に買い替えてしまうのもいいですね。


目のかゆみや鼻水でツラい花粉症。できれば発症しないように対策したいですね。体内に蓄積される花粉をなるべく少なくすることで、発症リスクを抑えることができます。ちょっとした工夫と対策で、体を癒す睡眠時間をしっかり確保しつつ、花粉症に悩まされない環境を作りましょう!

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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