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ボッテガ・ヴェネタの新CEOはサンローランから

  • 2019.6.18
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ケリング(Kering)は9月1日付で、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の最高経営責任者(CEO)にサンローラン(SAINT LAURENT)のバルトロメオ・ロンゴーネ(Bartolommeo Longone)最高執行責任者(COO)が就任すると発表した。ロンゴーネ新CEOは就任と同時にケリングのエグゼクティブ・コミッティーのメンバーにもなる。クラウス・ディートリッヒ・ラース(Claus Dietrich Lahrs)現CEOは個人的な理由により退任する。

ロンゴーネ新CEOは、サンローランではプレタポルテ、レザーグッズ、シューズ部門を管轄し、同時にグローバルのリテール・オペレーションやクライアント・エンゲージメントのマネジメントを担当。ボッテガ・ヴェネタの新CEOとしては、2018年から新しくなったブランドのクリエイションの可能性を最大限に発揮させることが重要なミッションとなる。

フランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOは、「クラウス・ディートリッヒ・ラースには、ボッテガ・ヴェネタのCEOとして約3年間で達成した功績に感謝の意を表したい。ブランドにとって重要な選択を的確に下し、新たな可能性を見出した。今後のキャリアでの更なる活躍を心より願う。また、“レオ・ロンゴーネ”の就任については、彼のパッションとエネルギー、そしてラグジュリー業界でのマネージメントスキルが、ボッテガ・ヴェネタの伝統とダニエル・リー(Daniel Lee)のクリエイティビティーを革新的に成長させることができると確信している」とコメントを発表。

イタリア国籍のロンゴーネは現在48歳。ラグジュアリー分野のマーケット・アナリストとしてキャリアをスタート。01年フェンディ(FENDI)に入社。ビジネス・インテリジェンスの責任者を経て、サプライチェーン、製品プランニングおよびクライアント・リレーションシップ・マネジメントの上級職に就任。12年から現職。

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