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毎日使うから、意外に汚れている…洗面台の頑固な油膜汚れの落とし方

  • 2019.6.16

顔を洗ったり、歯を磨いたり、メイクをしたり……。毎日必ず使用しているのが、洗面台ですよね。ユニットバスでお風呂場内に洗面台があるというお家もあるでしょうし、独立洗面台のあるお部屋に住んでいる方もいることでしょう。そんな洗面台のお掃除、定期的にやっていればいいのですが、意外と目に見えない『油膜汚れ』と呼ばれるものが溜まってしまっているのをご存知ですか?

そこで今回は、簡単に洗面台の油膜汚れを落とせるお掃除方法をご紹介します。

『油膜汚れ』とは?

洗面台に付着する汚れは様々なものがあります。黒ずみ、赤カビ、水アカ……。なかでも『油膜汚れ』とは、化粧品が飛散したところに残った石けんカスや手アカなどが付着することでできるもの。落ちにくい汚れの原因ともなるものなので注意が必要です。油膜汚れが堆積していくと、使い始めはピカピカしていた洗面ボウルも、次第にくすんできてツヤが失われてきます。さらにその放置していた油分にホコリなどが付着するため、とてもやっかいなんです。

目に見えるわかりやすい汚れではないので、こまめに油分を除去することを心がけましょう。

油膜汚れの落とし方

洗面台の油膜汚れを落とすためには『エタノールスプレー』を使うのがオススメです。エタノールは油分に強いため、スプレーを吹きかけるだけでみるみる油分を溶かしていきます。あとは水洗いをして乾拭きをしましょう。

使用するエタノールスプレーは『無水エタノール』がいいでしょう。無水エタノールは文字通り水を使用していないため、1本用意しておくだけで、電化製品などの掃除にも使用することができます。また、子どもが壁や机に貼ってしまったシールなどをはがす際にも応用することができるお掃除アイテムです。

それでも落ちにくい頑固な汚れは……

長い間、放置をしていて固まってしまった油分汚れは、たんにエタノールスプレーを吹きかけるだけでは落ちにくくなってしまうこともあるでしょう。そんな時には、以下のようなもので代用&併用してみてください。

■メラミンスポンジ

メラミンスポンジは『激落ちくん』などに代表されるような、白いきめの細かいスポンジのこと。現在は100円ショップなどでも購入ができるため、比較的どこのご家庭でもあるのではないでしょうか。メラミンスポンジはよく見ると細かい網目状のような作りをしています。この網目で汚れを削りとることができるため、きれいに汚れを落とすことができるのです。今回のテーマである、洗面所の油膜汚れ落としにも最適です。

■ラップ

頑固な汚れがあった場合には、エタノールスプレーをした後にすぐに汚れを拭きとる作業を行ってしまうのではなく、ラップを貼って数分間放置します。こうすることで汚れにエタノールがじんわり染みわたり、後々汚れを落としやすくなります。

■車に使う油膜洗浄剤

よほどひどい汚れの場合には、車などで使用する油膜洗浄剤を活用するのもいいでしょう。車は常に屋外にあるため、手アカだけではなく、様々な油分がガラス面などに付着し、汚れを蓄積していっています。そのしつこい油膜汚れを落とすために開発されたものなので、洗面所の油汚れを取る際には最適なアイテムです。頑固な汚れを今すぐ落としてしまいたい時には、こうしたものを使用することもオススメです。その際には用法や用量をしっかり確認してから使用するようにしましょう。

使ったら洗う、を心がけよう

洗面台だけではなく、キッチンやお風呂場などの日常的に使用している場所に発生する油膜汚れ。こうした水回りではどうしても手アカや皮脂などはついてしまうもの。水アカなどとは違い、なかなか汚れが目立たないため、キレイにしているつもりでも自然と汚れが溜まっていってしまうものです。

手アカなどをつけないようにすることは難しいので、定期的に掃除することを心がけ、できるだけキレイな状態を維持できるようにしたいですね。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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