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メイド・イン・フランスのビューティーブランド7つが勢ぞろい。

  • 2019.6.14
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美容に関しては常に世界で一歩先をゆく韓国。その観光客がパリで目指すファーマシーがある。朝市でお馴染みのモンジュ広場に面していて、アクセスも簡単なファーマシー・モンジュだ。お目当ては薬局コスメティック・ブランド。免税もできるのもファーマシーの人気の秘密で、 客の半数以上を占めるのが韓国を含めアジアからの観光客だという。

モンジュ広場の市場と同じく観光客を集めるファーマシー・モンジュ。

モンジュ通り78番地、フレンチ・トリコロールがポップアップの目印。

モンジュ通り74番地のそのファーマシー・モンジュが、すぐ並びにメイド・イン・フランスのクリーン&グリーンをうたう優れたブランド7つを集めた小さなポップアップショップの開催をスタートした。ジャンルの異なる小さなブランドばかり。「Exertier(エグゼルティエ/スキンケア)」、「Cut by Fred(ヘア)」、「Ouate(ウァート/子ども用)」、「Les Petits Prödiges(レ・プティ・プロディージュ/ボディケア)」、「All Tigers (メークアップ)」、「Monsieur Barbier(ムッシュ・バルビエ/メンズ)」、「Seventy–one(サンケア)」。その名を日本まで届かせているブランドが、この中にいくつあるだろうか……。

メイド・イン・フランス7ブランドを集めた小さいスペース。家族全員のためのナチュラル・ショッピングができる。

このポップアップのキュレーター役を果たしたのはエグゼルティエ創設者のジュリー・バルネイ・エグゼルティエ。彼女と家族が信頼し、愛用しているブランドと自分のブランドを、この小さなスペースに集めた。どのブランドも環境に優しく、すべてにおいて透明であることを誇りにしている。ジュリーがさらに気に入っているのは、これらはナチュラルブランドには珍しいセクシーでグラマラスな面のあるブランドだから。聞けば彼女、以前はファッション界で仕事をしていたそうだ。

レ・プティ・プロディージュのデオドラント(写真奥)とバーム。お土産にもよさそう。

ウァートのシャンプーやケア商品は、パッケージも愛らしく、ボトルのサイズは子どもの手に合わせ、使いやすいデザインがなされている。

All Tigers の口紅。女性の口にノー・プラスティック!

サヴォワ地方の古いことばで “開墾” を意味する "エグゼルティエ" という自分の旧姓をブランド名につけたジュリー。地元サヴォワ地方の自然を主成分とする保湿、アンチエイジング効果の高いスキンケア商品の開発に努めている。エグゼルティエとその仲間たちの商品はオンラインでの販売がメイン。実際に手にとって試すことができる機会なので、ポップアップに足を運んでみてはどうだろう。

エグゼルティエ創立者ジュリー。

エグゼルティエで最初に生まれたL’or de L’orchideは、厳しい気候のサヴォワで栽培されるヴィーナスのサボという蘭の珍種が成分。ナリシング効果があり、また肌の免疫力を高めるということで人気だ。最新作はLe Grand Soin(160ユーロ)。クリームながらオイル並みに保湿、リペア、リバイタル効果を持つので、オイルのテクスチャーを好まない女性たちに歓迎されている。化粧ベースとして使うと、含まれているパーリーなミネラルの効果で肌に一瞬で輝きを演出できる。

2017年に生まれたLe Miracle du Miel シリーズは、高級スキー場として名高いクルシュヴェルの養蜂家のハチミツが成分。このエグゼルティエだけのための養蜂場で、必要に応じて蜂巣箱の数が増えていっているそうだ。年末にHuile au Mielが加わる。

Le French Beauty Lab by Monge会期:開催中〜2019年7月15日78, rue Monge75005 Paris営)10時〜18時休)日

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