【新作時計】ブルーラッカーとMOP、ブレゲの新文字盤は必見。

Breguet

ナポレオンの実妹でナポリ王妃カロリーヌ・ミュラの時計をルーツとする「クイーン・オブ・ネイプルズ 8967」は、あっと驚く鮮やかなブルーを纏う。濃青色のマテリアルに透明のラッカーを載せて描くという深いターコイズのマーブル模様は、すべてが一点もの。オーバル型のフォルムに12と６のアラビア数字を大胆に使い、ブルーのデニムをストラップに使うという遊び心も楽しい、現代の“王妃の時計”だ。

「クラシック 9068」は、ルーヴル美術館が所蔵・展示する「ブレゲ No.3023」から続くデザインコードの系譜に、初めて登場したナチュラル マザー オブ パール（MOP）文字盤。ルーツであるノーブルなウェリントン公爵夫人の時計に、優しく柔らかな乳白色の輝きを加えて、どこまでもエレガントに。さらに「マリーン レディ」が豊富なバリエーションで登場した。なかでも「9518」のMOP文字盤を飾る新ギヨシェ模様 “マレア”は、曲線による巧みな構成で波立つ水面を想わせ、ブレゲの新境地といえる魅力を醸し出す。