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アルコールに走らせる職場のストレスってどんなもの? 飲みすぎになる人の職場には特徴も

  • 2019.6.11
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職場のストレス

1割近くの人が飲みすぎ

アルコールを楽しむ女性

気晴らしに友だちとお酒を飲みに行くという人もいるかもしれません。楽しく時間を過ごすのならばいいけれども、量が過ぎるという問題。
日本での厚生労働省研究班の調査によると、男性では15.6%、女性では3.6%ほどは飲みすぎになっているとわかっています。
飲みすぎにつながる原因のひとつとして考えられているのが、ストレスの問題。特に仕事のストレスがあると、憂さを晴らそうとしてお酒を飲み過ぎてしまうのです。
最近、日本の研究グループが、どんな職場のストレスがあると飲みすぎにつながってしまうのかを調査して、研究結果を報告しました。お酒を飲むことのできる、男女合わせておよそ1200人の学校の先生です。アンケートによって、危険な飲みすぎになっていないかを調べたのです。

飲みすぎを引き起こしてしまう職場の特徴とは?

お酒との関係

今回の調査から、学校の先生の中にも、飲みすぎの状態になっている先生が少なくないことがわかりました。具体的には男性の先生で16.6%、女性の先生で12.4%。じつはふだんから飲みすぎている先生がこれほどいるというのはやや驚きの結果かもしれません。
くわしく見ていくと、飲みすぎになっている人の職場には特徴があるようです。男性の先生では、上司の身近なサポートがないときに飲みすぎてしまう傾向があったのです。一方、女性の先生では、仕事の負担が重くなったり軽くなったり、忙しさがめまぐるしく変わる場合に飲みすぎとなっていたのです。
今回の研究も含めて、職場のストレスによって飲みすぎてしまう理由はいくつかはっきりしているそう。仕事に関係して飲みすぎを引き起こしてしまう要因を挙げてみましょう。

・職場でもめごとが起こっている場合
・上司のサポートがない場合
・仕事の裁量権がない場合
・向学心をあおられている場合
・職場環境が悪い場合
・能力を生かせていない状況がある場合
・シフトワークとなっている場合

仕事に頑張っているときには、自分のストレスには目をつぶってしまうこともあるかもしれません。今回見てきたような点から見て「自分にはストレスがたまっているかも」などと思うとすれば、飲みすぎに注意することもそうですし、場合によっては身近な人や医療機関やカウンセラーなどに相談することも大切です。

<参考文献>
厚生労働省研究班「WHO世界戦略を踏まえたアルコールの有害仕様対策に関する総合的研究」2013年度
厚生労働省研究班「飲酒や喫煙等の実態調査と生活習慣病予防のための減酒の効果的な介入方法の開発に関する研究」2017年度
国税庁「酒レポート平成30年3月」
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2018/pdf/000.pdf
PLoS One. 2018 Sep 20;13(9):e0204248. doi: 10.1371/journal.pone.0204248. eCollection 2018.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30235343
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/pmid/30235343/
J Occup Health. 2014;56(2):141-9. Epub 2014 Feb 19.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24553622

Ind Health. 2007 Jun;45(3):415-25.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17634691

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