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ぜい肉にアタック! 「呼吸」でくびれを生む“簡単ヨガ”

  • 2019.6.9
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深い呼吸とワンポーズで絞る、くびれが生まれる「呼吸ヨガ(R)」って?

「現代人は呼吸が浅くて速い人がほとんど。気づくと口呼吸していたり、歯を食いしばっていたり、息が長く吐けない人は要注意」

と、呼吸ヨガ(R)創始者の平賀きょう子さん。呼吸が浅いと自律神経の乱れなどの不調のほか、代謝が下がり太りやすい体質に。

「代謝アップには質のいい呼吸が大切。背中や肋骨まわりのこわばりを呼吸でほぐすことで、めぐりのいい体に。ヨガでは吸うときも吐くときも、鼻呼吸が基本ですが、慣れないうちは吐くときはため息のような口呼吸でもOK」

呼吸にプラスして、ウエストのくびれにアプローチするヨガを行えば、体幹も鍛えられて効果絶大。

「一度の呼吸ヨガ(R)で体のむくみが取れる人も。毎日少しずつでいいので続けることが大切です」

Warming up

正しい呼吸でくびれスペースを空けよう
運動してもなかなか効果が出ないのは、呼吸が浅いのが一因かも。まずはゆっくり吐いて吸いながら、お腹まわりを動かそう。体の深部が鍛えられ、内臓や骨盤が元の位置に戻り、くびれスペースが確保できます。

肋骨を広げる呼吸

1、肋骨部分に手を添える。
足は肩幅に開き、右手を左脇腹の肋骨に添える。肩に力を入れないようリラックスして。

2、吐いて倒し、吸って戻す。

左肘を曲げて頭にのせる。右足重心で息を吐きながら右に倒す。息を吸いながら戻る。【左右各3セット】

背中をふくらませる呼吸

1、両腕を胸下で組みスタンバイ。

壁に、頭、肩、背中、腰、お尻をくっつけ、かかとは壁から10~15cmほど離す。
POINT:足をこぶし1個半分広げて平行にし、親指に体重をかける。かかとは紙1枚分浮かせるイメージで。

2、力を抜きながら前へ倒れる。
両膝を軽く曲げてゆるめ、30秒かけて息をゆっくり吐きながら上体を倒して力を抜く。

3、背中をふくらますように息を吸う。
息を吸いながら、背骨をひとつずつ壁に寄せるようにし、30秒かけて上体を起こす。

くびれを作る三角ポーズ

呼吸ヨガ(R)でめぐりやすい体作りの土台を整えたら、ウエストに効くポーズで引き締め。体幹を使うねじりの動きを加えることで、短期間で脇腹や腰上のぜい肉をアタック可能に。

1、足の親指付け根に重心をかける。

背中から頭がまっすぐの四つんばいになり、肩の下に手のひらを置き、つま先を立てる。
POINT:手のひらは中に卵があるイメージで。つぶさないよう、写真赤丸部分を中心に寄せるようにしてくぼみを作る。

2、息を吐きながらぞうきんがけ。

両手を前へ押し出しながら、お尻を後ろに引く。親指は踏み締めながらかかとは引く。

3、背筋を伸ばしてお尻を上げていく。
両手は2のぞうきんがけの要領のままで、膝を床から上げながら、お尻を上に押し出す。

4、腰、足、手で三角ポーズに。

10cmヒールを履いている気持ちでかかとをぐっと上げ、膝を曲げて写真Aの下腹部とBの鼠径部下のももをピタッと近づけるようにして坐骨(骨盤の一番下)を天井に向ける。
POINT:Aの下腹部とBの鼠径部下のももをピタッと近づけるようにしてさらに上体を折りたたむイメージで。

5、上体を左右交互にねじって腰上げ。
右手に重心をかけて床を押しながら左腰を上げ、左の腋下から顔を出す。息を吐きながらポーズをとり、息つぎをするように素早く息を吸って元の位置に戻すを繰り返す。

※反対側も息を吐いて腰上げ。

写真は5を前から見た様子。左手に重心をかけて押しながら右腰を上げ、右の腋下から顔を出す。

平賀きょう子さん 心と体を整え、健康にアプローチする呼吸ヨガ(R)創始者、スタジオシャンティ日本橋代表。著書に『呼吸がすべて』(オレンジページ)。

ブラトップ¥3,490 レギンス¥4,990(共にアモスタイル バイ トリンプ/トリンプ・インターナショナル・ジャパン TEL:0120・104・256)

※『anan』2019年6月12日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・杉原英理子(WSC) ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・松木育未 取材、文・岡井美絹子

(by anan編集部)

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