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時短調理のカギは動線にあり!使いやすいコックピットなキッチンにする収納実例集

  • 2019.6.9

私たちの生活に欠かせないキッチン。毎日時間に追われながらも、調理したり後片付けしたりするので、なるべく動線の良い収納にしておきたいものです。

そこで意識したいのは、飛行機の操縦席である「コックピット」のようにあまり動かずとも作業が可能なキッチンです。

今回は、そんな「コックピットキッチン」にできるようなキッチン収納アイデアについて、ご紹介します。

シンク下には茹で鍋を収納

鍋って、まず最初に水を入れてから火にかけることが多いんですよね。

だから実は、シンク下に収納すると使いやすいのです。

炒め物用のフライパンはコンロ下、茹で用の鍋はシンク下、と場所を違えて収納してもいいですね

キッチンツールはよく使うものを使いやすい場所に

調理台下の収納です。一番取りやすい場所なので、調理時に一番活躍するアイテムだけを入れておきたいですね。

理想は、実例くらいスッキリとした収納。余計なものがないので必要なものを手に取りやすく、まさにコックピットにふさわしい収納です。

対面式キッチンなど、壁の範囲が限られている場合は、壁掛け収納のエリアを分けるといいですね。

コンロに近い部分にはフライパンや油、お玉などを。

調理台の近くにはピーラーや包丁などを収納すると、片手を伸ばしてとどく範囲にあるので効率よく調理が進みます。

※コンロ周りに物を置く際は、火のお取り扱いには十分にご注意ください。

積み重ねない収納に

コックピットのようにささっと使いやすいキッチンにするには、積み重ねすぎないことが鉄則です。

そのためには扉式の収納の場合なら棚を利用して、それぞれ片手で取り出せるような工夫をするといいですね。

収納によく使われるファイルボックスですが、ここにはザルやボウルは基本1〜2個までが鉄則。

サイズ的にあまり重ねて入らないのはもちろんですが、重ねすぎると使いにくいんです。2個くらいなら、片手でもさっと取り出し可能に。

シンク下にはジップ付き袋や保存容器を

調理台で詰め替えることの多い、保存容器やジップ付き袋。でも調理台下は食洗機があって、収納がないというキッチンもありますよね。

それならシンク下のスペースに収納を。ここも調理台からすぐに手がとどく範囲ですし、深さのある引き出しなので、立ったままさっと取り出すことができます。

油はコンロ下のフライパンの側に収納

炒めものや煮物で使うことの多い油や調味料は、コンロ下に収納すると動線が良いです。

フライパンや鍋と一緒の場所に収納しておけば、油も敷きやすいですよ。

調理中に使うことの多い調味料も、コンロ下が使いやすそうですね。

自分の動線に合った収納を

動線に合わせて、背面の棚に収納するというアイデアもあります。

実例では、フライパンなどをコンロ下ではなく、くるりと振り返ったところにある引き出しに収納しています。

サイズや使い方によって、自分の扱いやすい位置に収納できるのが一番ですね。

扉収納なら棚を設置してゆとり収納を

賃貸など、シンク下が引き出しではなく扉収納の場合には棚を入れるといいですね。

そしてかごでグルーピングしてあげると、使いやすくなります。

さらにかごに目一杯入れるのではなく、余裕を持った収納にすると、取り出すのもラクです。

扉裏のデッドスペースも活用

吊り戸棚の扉裏を、コーヒーカプセルの収納にしている実例です。わずかなデッドスペースを、上手に活用していますね。

設置も簡単で、ホームセンターで購入したレールを貼り付けただけのようです。

急な来客時でも慌てずに、ささっとお茶の準備をすることができそうですね。

シンク下の収納の扉裏には、100均のケースを貼り付けて。保存袋などを立てて収納すると、使いやすく在庫もバッチリ把握できます。

使うときも扉を少し開くだけなので、簡単ですよね。ちょっとした収納に使える扉裏は、侮れません。

扉裏に調味料を収納するための専用カゴも、市販されています。

実例のような吊り下げタイプなら、瓶など重さがあるものを収納しても安心ですね。

扉を開けるだけで調味料や油が手に取れるのは楽チンです。

シンク上の吊り戸棚は使い勝手抜群

シンクの上に吊り戸棚があったら、活用しない手はありません。

メッシュラックを取り付けてグラス類を干しながら収納できて手軽そうですし、キッチンペーパーもワンアクションで取れるのは便利そうです。

シンク下には布巾類を収納

タオルや布巾は、シンク下に収納するといいですね。たとえ手が濡れた状態でもささっと取り出せるので、利便性が良いんです。

使うときは手前から取り、洗濯し終えたものは奥の方に収納すると、しっかり循環して使いまわせます。

日常使いの食器は使いやすい場所にまとめて

日常使いの食器やカトラリーは、一番手の届きやすい場所に収納。そうすることで盛り付けも、片付けもあっという間に終わります。

「食器はここでなくっちゃ」という固定概念を変える柔軟さが、家事効率を上げてくれるきっかけとなるはず。

また、家族が使うときもまとめてあるので、分かりやすいですよね。

まとめ

「コックピットキッチン」にできるようなキッチン収納アイデアについてご紹介しましたが、いかがでしたか。

あまり動かずとも作業ができるよう工夫して、時短調理を目指していきたいですね。

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