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ユニクロの近隣店舗と地元を盛り上げる“地域密着型”マーケティング戦略、第2弾は札幌でタカトシら起用「地域限定CM」展開

  • 2015.3.22
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ユニクロは、売場面積が約1,020坪とワンフロアとしては世界最大となるユニクロ 札幌エスタ店を3月27日にリニューアルオープン。2014年10月にオープンした吉祥寺店に続く地域密着型店舗として、"デカイ→便利→楽しい!"をコンセプトに札幌で生活するすべての人々に愛される店舗を目指します。

オープン告知のテレビCM、ポスター、リーフレット等の広告物には、札幌出身のお笑い芸人・タカアンドトシやタレントの三好絵梨香をはじめ、飲食店経営者や学生、牧場主、スキーインストラクターなど札幌で生活する一般人の計12組17名が登場。実際に札幌に住む人々の生活の中で着こなされたユニクロ商品を、よりリアルな表現で紹介するといいます。

3月23日から1週間限定でオンエアされる地域限定テレビCMでは、各人がそれぞれ故郷に対する思いや札幌での生活を語り、BGMにはドラマ「北の国から」の特別アレンジバージョンが採用されるなど、道民にとってより共感しやすい内容となっています。

同店は、札幌の近隣店舗と共に地元を盛り上げるため、地元の店舗や施設などとの様々な相互施策を企画。オープン時には、下記の4つの施策が実施されます。

1) 店内に憩いのラウンジ「まっぽろ」が出現
ユニクロ店内に地元でおなじみの店舗や観光地などを紹介するラウンジ「まっぽろ」を設置し、オープン時には、広告への協力店舗やスクール、観光地のメニューやサービスなどを、地図と合わせて展示。この展示は時節ごとに変わり、札幌のさまざまな側面を紹介します。

2) オープンに合わせて、ご協力いただいた近隣店舗や観光地のお得なクーポンが入手可能
オープンに合わせて地元の店舗や観光地で使用できる、お得なクーポンを配布。期間中にユニクロのオリジナルアプリ「マイストア」への登録で、近隣の協力店舗や観光地12ヶ所のお得なクーポン特典が付与されます。

3) WEB企画 「北海道のあるあるネタ募集」&「北海道のあるあるネタを動物たちが紹介してみた」
Twitter上で"北海道あるある"を募集するキャンペーンを実施。ハッシュタグをつけて"北海道あるある"をツイートすると、抽選で30名にユニクロ札幌エスタ店特製オリジナルトートバッグを進呈。また、札幌に縁のある動物のキャラクターが、札幌の街中でインタビューに答えながら"北海道あるある"やユニクロ札幌エスタ店を紹介する動画を3月24日より随時公開。

4) オープン当日限定の特典付与
3月27日オープン当日、朝9時までに店頭に並んだ来店客先着300名に、「十勝大名の鯛焼き」と「とうきび茶」のセットをプレゼント。また、5,000円以上購入者先着5,000名には、札幌市在住の絵本作家・SORA(そら)による描きおろしのイラストをプリントしたオリジナルトートバッグが全6種類の中から1個プレゼントされます。

F.M.J.でも2015年ファッションマーケティングの最新潮流として着目している、"地域密着型"マーケティングですが、"わが町のユニクロ"として地元に愛される店舗を目指すことで地域共生を図る同社の戦略は、市場トレンドと時代の気分をあらわす、注目のモデルケースといえます。

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