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UK版ウィメンズヘルスエディターが試した! SNSを10日間やめて、起こった変化とは?

  • 2019.6.5
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Women's Health

デジタルデトックスに挑戦したのは、イギリス版ウィメンズヘルスのエディター、ポリー。起きた瞬間からインスタグラム、フェイスブック、ツイッターの間を行き来するSNS中毒者という彼女がSNSから離れて生活した10日間をレポート!

トイレの中でもチャットアプリを使う毎日。

通知音が鳴るたびに気になってしまい、自分が投稿した写真に “いいね” が全然つかなかったり、メッセージに対する返信がなかったりすると、世間から拒絶されたように感じる。最近の研究結果も、複数のSNSプラットフォームの使用と、うつな気分や不安が強く関連していることを示している。

だからこそ、イギリス版ウィメンズヘルスの編集部で「SNSをやめる」という企画が出た時に、SNSに依存している私が挑戦したいと思った。

SNSをやめるには?

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Women's Health

今のところ、SNSに “正しいやめ方” はない。「SNSが誕生してから10年くらいしかたっていないため、SNSをやめることによる具体的な影響を明らかにした科学的な証拠はありません」と話すのは、英国王立公衆衛生協会の依頼で同トピックに関するレポートをまとめたマット・ケルヒャー。「現段階で存在するのは事例証拠だけですが、SNSが自分自身のメンタルヘルスにマイナスの影響を与えていると感じる場合は、使用を控えた方がいいでしょう。1~2週間キレイさっぱりやめるのがいいかもしれないと思うなら、そうしてみてください」。この方法に賛同した私は、10日間SNSから手を引くことに。誘惑を避けるため、チャットアプリを含む全てのSNSアプリをスマホから削除した。

SNSを実際にやめるとどうなる?

初日は本当に苦労した。いつものように写真をシェアしたり、女友達とのチャットグループで内輪の冗談を言い合ったりできず、孤独に感じた。いつの間にかスマホを手に取っては、するべきことは何もないと思い出す。幸いにも、私の習慣はたった2日で少しずつ変わり始めた。

SNSをやめると、スマホに手を伸ばす回数が減る。ひっきりなしに通知が鳴ることもないので、日々現実のタスクに取り組むための精神的な余裕ができる。つい先日までSNSに没頭していた通勤中の35分とランチタイムが自由になったのと同時に、私の心も解放された。

10日後の私は、今までになく生産的で、あえて言わせてもらえば社交的な人間になっていた。通勤時間で数週間分の本を読み、前置きはなく純粋に友達の近況を尋ね、パートナーと出掛けるようにもなった。彼も自宅にスマホを置いていくことに賛成してくれたので、外での時間は完全に2人のもの。しかも私は、自分自身の目標に再び集中し始めた。他人の目標にばかり “いいね” するのは、もうおしまい。

あと一歩で、最愛のアプリと永遠に決別できそうなところまで来た。妥協案として、友達と予定を話し合うためのチャットアプリと、ファッショントレンドを追うためのインスタグラムだけは再インストールしたけれど、今では週に1日スマホを家に置いてくる。SNSを使わなくてもバランスは取れるんだ。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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