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ジョルジオ・アルマーニが来日! クルーズショーを開催。

  • 2019.6.4
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ランウェイの会場となった東京国立博物館 表慶館前で、ジョルジオ・アルマーニを囲む、冨永愛やUTAなど総勢99名のモデルたち。

2019年5月24日、上野の東京国立博物館にて、2020ジョルジオ アルマーニクルーズコレクションのショーが行われた。会場となった国立博物館 表慶館は、着工から7年の年月をかけて1908年(明治41年)に竣工し、古代ギリシア・ローマ様式に倣った重厚な趣き。ショーは18時半と21時の2回開催。ランウェイの舞台となった1階にある回廊には、ハリウッド女優のユマ・サーマンをはじめ、ジョルジオ アルマーニ メイド トゥ メジャーの広告キャンペーンモデルを務める俳優の西島秀俊、A|X アルマーニ エクスチェンジの広告モデルへの起用が発表されたばかりの山崎賢人、建築家の安藤忠雄、映画監督の河瀨直美ら各界の著名人をはじめ、ジョルジオ アルマーニのカクテルドレスに身を包んだ顧客など、世界中から集まった700名ものエレガントでパワフルなゲストが来場した。

ハリウッド女優のユマ・サーマンとアルマーニ。

世界に先駆けて日本で発表された2020年クルーズコレクションは、ゆったりとボディを包み込むパンツルックのシリーズから始まった。ブルーグレー、グレンチェック、ネイビー、ブラウン、ベージュなどナチュラルなカラーパレット。とろりとしたウエアラブルなジャケットや、べっ甲のアクセサリーとの調和も美しいプリント柄のセットアップなど、ジョルジオ アルマーニならではの美しい仕立てが際立つ。アクセサリー使いも秀逸。大きめのイヤリングや太いベルトで女らしいアクセントを利かせ、足元はマニッシュなレースアップシューズをチョイス。ショー前日に行われたプレスカンファレンスで「アルマーニらしさを凝縮しつつ、パーフェクトなダブルジャケットばかりではない、軽快で楽しく魅力的なコレクションとなった。スペクタクルな日常着を感じてもらえると思う」とデザイナー兼CEOのジョルジオ・アルマーニが語った通り、ゆるりと着こなすハウンドツースのスーツやフレアのレザーコートなど、より日常にフィットしたコンフォータブルなコレクションがショーの前半を飾った。

アルマーニのエッセンスを凝縮した都会の日常着を提案。

後半は、ロイヤルブルーに花刺繍が愛らしいロングドレスやパンツルックのセットアップなど、赤と青のコントラストが眩しいコーディネートが続く。ベルベットやシルクサテン、ビーズ刺繍など、光を味方につけた華やいだスタイリングとリネンに椰子の木柄などリゾート気分のルックも登場。ともにコーディネートの要となったのは、ボリュームのあるネックレスやバングルなど。バッグはクラッチやワンハンドルのハンドバッグはもちろん、容量たっぷりの編み込みトートもお目見えした。足元はサテンの輝きをたたえたフラットから、ローヒール、ハイヒールとバリエーション豊かに。

光を味方にしたシャイニングなイブニングウエアたち。

まるで映画のワンシーンのような華やかなバックステージ。

ショーが終わった直後は、ラストを飾った冨永愛の穏やかな微笑みに包まれて。

今回、3月21日にアルマーニ / 銀座タワーのリニューアルオープンを記念して12年ぶりに日本を訪れたアルマーニ。あらためて日本女性の佇まい、身のこなしの美しさに感銘したと語り、「当初、東京で発表する予定はなかったが、進めるうちに東京の女性にぴったりなコレクションに仕上がっていった。1日の時間に合わせ自由に賢く着こなしを楽しんで欲しい」とエールも。

メンズとレディス合わせて124ルックが発表されたショーのフィナーレでは、漆黒のベルベットスーツを着こなしたジョルジオ・アルマーニが登場し、ランウェイを歩いてゲストたちにご挨拶。自分の信条を守り続ける男の揺らぐことのない生き様は、その場にいるすべての人たちに挑戦することの大切さを、そして生きることの喜びを届けた。ジョルジオ アルマーニ初の試みであるクルーズコレクションは祝福の拍手と歓声に包まれ、ショー終了後は夜が更けるまで祝宴が続いた。

凛とした歩き姿も美しいジョルジオ・アルマーニ。

アルマーニ / 銀座タワー東京都中央区銀座5-5-4tel:03-6274-7000リストランテ&ラウンジバー予約 tel:03-6274-7005ブティック営)11時~20時リストランテ営)11時30分~15時(L.O.14時)、18時~23時(L.O.20時30分)ラウンジバー営)11時30分~23時(L.O. 22時30分 月~土)11時30分~20時(L.O.19時30分 日)休)月曜www.armaniginzatower.com

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