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斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」

  • 2019.5.30
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日泰寺の参道を中心に個性的なショップが多く集まる、名古屋・覚王山。そんな場所でひときわ異彩を放っているのが、アメリカンカフェダイナー「KAKUOZAN LARDER」です。丁寧に作られるハンバーガーが人気のお店ですが、アーティストとのコラボグッズ販売や音楽ライブイベント、店外へのキオスク出店などユニークな展開に、おしゃれ感度の高い人々の注目も集めているんです。

斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
食、文化、アートが入り混じる空間を目指して
斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
青く塗られた外壁が印象的。昼と夜の雰囲気の違いも楽しみたい

地下鉄「覚王山駅」から徒歩すぐのところに「KAKUOZAN LARDER」はあります。こぢんまりとした佇まいで大きな看板などは掲げてはいませんが、青く塗られた外壁に赤いライトが輝き、存在感を放ちます。

以前はレコード販売店に勤め、自身でもバンド活動をしていたというオーナーの丹羽さん。「食や文化、アートが混ざり合った場所を作りたい」という思いから、2012年に「KAKUOZAN LARDER」をオープンさせました。20歳の時にニューヨークに留学した経験が、お店づくりにも活かされているようです。

斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
オーナーの丹羽さん夫妻の温かな人柄も、通いたくなる理由のひとつ

食材選びにもとことんこだわり、手をかけて作られるハンバーガーは、着実にファンを獲得。さらに、店内での音楽ライブやアート展示、ニューヨークの街角で見かけるキオスクをイメージした「KIOSK by KAKUOZAN LARDER」という店外への出店企画など、カルチャーを発信するお店としても注目されるようになっていきました。

店舗は2017年に内外装を自身でリニューアルさせ、チャイナタウンがミックスされたような空間に。賑やかなランチ利用もいいですが、夜になるとぐっと照明が落ちてバーのような雰囲気になるのも魅力的です。

「誰もやったことのないものを」から生まれたカレーバーガー
斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
チーズやパイナップルを挟み、特製カレーソースをたっぷりかけたカレーバーガー(~15:00はポテト・ドリンク付きで1500円、15:00~はポテト付きで1400円)

ハンバーガーが有名なKAKUOZAN LARDERですが、数あるバーガーメニューの中でも話題を集めているのが「カレーバーガー」。ハンバーガーの上からカレーを豪快にかけてしまったという新感覚のメニューで、ビジュアルにも驚きます。さすがに手づかみで食べるのは難しいので、ナイフとフォークでどうぞ。

牛肉100%のパティは肉のうま味が感じられ、フルーティーな甘みと酸味を効かせた濃厚なカレーソースとも絶妙にマッチします。こだわりのバンズは、名東区にある人気ベーカリー「バゲットラビット」で特注したもの。ハンバーガーにはめずらしいハード系で、通常のバーガーメニューではカリッと香ばしい味わいに定評があります。だからこそカレーバーガーでは、カレーをかけても柔らかくなりすぎずしっとりとした食感が最後まで楽しめますよ。

斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
「チキンオーバーライス」(900円)はニューヨークではポピュラーなメニュー。輸入ビールも充実のラインナップ

ニューヨークの屋台めしとして知られる「チキンオーバーライス」も、定番メニューのひとつ。ジャスミンライスの上にチキン、さらにチリソースとヨーグルトソースがかかったユニークな一皿です。アメリカから仕入れるめずらしいクラフトビールもぜひ味わって。

おしゃれなグッズや週末イベントなども見逃せない
斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
料理の待ち時間には店内に並ぶ雑貨をチェックしてみて。大阪の「大衆食堂スタンドそのだ」とコラボした「そのだ×らだ八ワンカップ」(1個800円)がかわいい

店内の一角にKIOSKコーナーを発見!Tシャツやキャップ、トートバッグ、キーホルダーなど、オリジナルグッズのほか、さまざまなアーティストとコラボした限定グッズなど、気になるアイテムが見つかります。

週末は店内でライブイベントを催すことも多く、気になるアーティストを見つけると、直接コンタクトを取って出演依頼をしているそう。名古屋をはじめ、全国、時には海外からのアーティストが丹羽さんの思いに賛同し、駆けつけます。

斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
焼き菓子「SANKAKV(サンカク)」(170円)は手みやげに。日によってクッキーやマフィンが並びます

それから、奥さんの玲子さんが作る焼き菓子もお忘れなく。とうもろこしの粉に、ダークチョコチップやピーカンナッツ、カカオニブを入れて作る「SANKAKV(サンカク)」というクッキーは、オープン当時からの人気商品です。

驚きと出会いを求め、新たなカルチャーを発信し続ける
斬新なカレーバーガーに驚き!新たなカルチャーを発信する「KAKUOZAN LARDER」
入口のガラス扉にはアーティストが描いた”とり”がお出迎え

大切にしているのは、驚きと出会い。「ラーダーを通してお客さんに提供できたら嬉しいし、僕自身も未知との出会いを求めているんです」と丹羽さんは言います。

時には期間限定で、ダイナーから台湾料理専門店に変身することも。新しい味、音楽、アート……。KAKUOZAN LARDERが発信するカルチャーは、日々更新され続けます。きっといつだって刺激的な出会いが待っているはず。

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