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旅行先のホテル、寝相の悪すぎる娘をどこで寝かせる?【劔樹人の「育児は、遠い日の花火ではない」 第9話】

  • 2019.5.30
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皆さま、ごきげんいかがですか。

男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。

普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。

今回は、家族旅行での困ったエピソードです。

■寝相の悪い娘を安全に寝かせるには?



うちの娘は寝相が悪い。

赤ちゃんなんて大体みんな悪いのかもしれないが、それでもさほど悪くない子もいるだろう。

とにかくうちの子はどこまでも果てしなく転がって行くひどさなので、ベッドでは寝かせられない。家では、床に布団を敷いて寝ている。

それが旅行へ行くといつものようには行かない。

ホテルでどうやって寝るかが課題となる。

和室で布団なら全く問題はないが、ベッドだったら、娘が落ちないように工夫しなければならない。

それで生み出したのがこのフォーメーションである。



大きなベッドで、妻と私がVの字になり、娘が転がり落ちるコースをふさぐ作戦である。

妻もそれなりに寝相が悪い方だが、今のところこの作戦で娘の落下は防ぐことができている。

それがある時。あれは、娘と初めて東南アジアへ海外旅行に出かけた時だっただろうか。



■どうする? 小ぶりで壁付けできないベッド



それは、そこそこ小ぶりのベッドのツインルームであった。

ベッドが動くのであればくっつけるのだが、部屋の構造上それができないタイプ。

仕方がないので、狭いのは山々だが、ひとつのベッドで娘を挟んで寝るということに決めた。

そして、夜。

私が少し仕事のメールか何かをしているうちに、妻と娘は旅の疲れで先に寝てしまっていたのだが。



二人が寝たらベッドのスペースはほとんどなくなっていた。

私が寝られそうなスペース、およそ20cm幅

妻や娘と違い、私はどちらかというとじっと動かず静かに眠ることができるタイプの人間だ。

それにしても20cmで朝までというのは、かなり厳しい。

しかし、このままでは、そのうち寝返りをして娘は落ちてしまう…。



というわけで、結局20cm幅に無理やり寝ることにした。

常に体が半分飛び出しているような状態だったが、意外とこれで家族3人、普通に朝まで寝たのだった。

(劔樹人)

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