たった一手間で【乾燥崩れ】を防ぐ長井かおりさん流テクまとめ

【教えてくれるのは】
ヘア＆メイクアップアーティスト長井かおりさん

「乾燥によるくすみも気になる人は、淡いピンクトーンの下地がベスト。スキンケアに近いしっとりとしたテクスチャーのものを選んで」

両手の指先から第２関節まで広めになじませ、全体に塗る。目の下から頰に重ねて発光感を。

「チークはクリーム形状がおすすめ。さらりと仕上がる透け発色系より、厚みがあってペトペト感の残る濃厚タイプのほうが保湿力も高い！」

「オイルとファンデをスポンジに垂らしたら手の甲で混ぜ合わせ、即席でオイルファンデスポンジに。乾燥くずれした肌に潤いも復活！」

オイルをのせるとスポンジが傷むので、ボロスポンジでOK。くずれた部分に軽くタップするようになじませて！

「パウダーアイシャドウを使うと乾く、という人はミネラルパウダーを試してみて。通常のパウダーより保湿力が高く、乾きづらいですよ」

アイカラーを指にとり、まぶたに置くようにして定着させる。こすらないように注意して。

「全顔にお粉を塗った後、毛穴落ちが気になる部分は小ブラシでクルクル磨いて。日中に毛穴落ちしても、クルクルすれば目立たなく」

近くの皮膚を軽く引き上げて、毛穴に埋め込むようにブラシでクルクルするのがポイント。

「乾燥してシワっぽくなった部分は、美容液スティックで潤いを補給。指に少量とった後、“ととと”と優しくなじませ、周囲とならして」

指にとった美容液を軽く叩き込むようにのせてなじませる。小ジワが目立たなくなったらOK。

「唇を染めるティントと保湿力の高いグロスを重ねる作戦がベスト。ティントは余分な液をしごき落としてから、きちんとなじませて」

撮影／岩谷優一（vale.）、伊藤泰寛（静物）ヘアメイク／長井かおりスタイリング／程野祐子モデル／上西星来取材・文／小池菜奈子構成／河津美咲編集アシスタント／渡辺瑛美子