夫が妻にヒミツにしておいてほしいと思うこと

結婚したら、夫がだらしなくてときめきが薄れた……。と嘆く奥さんがいる一方で、夫も結婚前のときめきがほしいと思っているわけです。

朝から晩まで仕事に明け暮れ、頭の中は「出世」の二文字しかない人はさておき、たいていの男性は、結婚しても多少のときめきがほしいと思っています。

そこで今回は、結婚前のときめきを持続するために、男性が知りたくないと思っている妻のヒミツについてご紹介します。

男って、妻に高額な貯金があるとわかれば、働く気が徐々に薄れてきます。

もちろん、夫婦生活を維持するために働かねばと思うんですよ。でも、ここぞというときに、「妻に貯金があるからまあいいか」と思って、踏ん張りがきかなくなるんですね。

ここぞというときに踏ん張れなくなると、男としての色気がどんどん失われていきます。

だから、高額な貯金をもっていても、正直に言わないでほしいなあと思うのです。

元カレからもらったバッグでも、物に罪はないから、結婚後も使い続ける――こういう奥さんもいると思います。

おっしゃる通り、物に罪はないのだから、大切に使い続けるといいと思います。

しかし、「結婚して5年も経ったから、実は元カレからもらったと正直に言っても、夫は『ああそう』で済ませてくれるだろう」と思ったら大きな大間違いです。

やっぱりガッカリしちゃってテンションが下がるのが男心です。「結婚してから妻にバッグの一つも買ってあげれていない俺」と彼はガッカリするのです。

男って、どういうわけか、女子の「舞台裏」を見ると萎える傾向にあります。

たとえば、お風呂場で除毛しているとか、深夜に顔パックしながら、ヨガみたいな体操をしているとか。

そういうのを見ると「ときめかないわ～」と思う夫も中にはいるそうです。

誰でも舞台裏があってこそ輝くのだから、あまり気にすることはないと思いますが、心に留めておいて損はないと思います。

例えば、結婚式に呼んだ友達とは仲が良くない（むしろ仲が悪い）という話を男は聞きたくないもの。

男は「表向きだけ仲良くする」という女子の思考回路がよく理解できないんですね。

もちろん、男だって上司部下の関係において、表向きだけ仲良くするというのは理解していますよ。

でも、仮にも「友達」と呼び合う仲において「表向きだけ」というのは、まったく理解できないのです。

腹黒い女に見えてしまうのです。だからそういうのは秘密にしておいてもらいたいのです。

もちろん人それぞれなので、今回紹介した例も別に見た（言われた）からといってときめきがなくならないと思う夫もいます。

しかし、よく言われるように「男って、へんなところにデリケート」だから、とりあえず上にご紹介したことについては、細心の注意をはらっておいて損はありません。

夫の出方をうかがいつつやっていく、という、まったくマニュアルが効かない無法地帯になります。そこからが、本当の夫婦生活の本番です。

（ひとみしょう／作家）

（愛カツ編集部）