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破局の原因になりえる彼との「育ちの違い」と克服方法

  • 2019.5.29

今どき育ちの違いなんて恋愛や結婚に関係あるの? 時代錯誤じゃない?

と思う人は多いでしょう。でも、育ちの違いの根底にあるものは、価値観の違いです。

育ってきた環境で作られた習慣や価値観の違いから、“許せること”と“許せないこと”が決まります。それは、金銭面や食生活などあらゆる点で生まれます。

実際、全く違う生活環境で育った男女は、「えっ!? これをしちゃダメなの?」「これでイライラされちゃうの?」と衝突しやすくなり、破局につながるでしょう。

そんな破局の原因になりやすい育ちの違いと、それをリカバリーするためのアドバイスをまとめてみました。

育ちの違い

品のない彼には……

「お茶を飲む時にガブガブ飲んだり、『くちゃくちゃ』と音を立てて蕎麦を食べたりする彼にイライラしています」(25歳女性/保健師)

“品”と言うと高尚に聞こえてしまいますが、“みっともなさ”と考えれば分かりやすいでしょう。みっともないと思う基準は、育ち方で違います。

幼い頃から食事マナー、振る舞いなどを厳しく指導されてきた人は、品のない食べ方やガサツな行動、乱暴な言葉遣いに戸惑ってしまいますが、あまり言われてこなかった人はそれが「みっともないこと」だとは思っていません。

この差がいつしか「我慢できないこと」になり、2人の間に深い溝を作るのです。

リカバリー策

品のなさは親からの躾に影響されているため、強制的に直そうとしたり、指摘してしまったりすると、相手の育ってきた家庭までを否定することにも……。

なので、残念ながら簡単に直るものでもありません。

でももし、このままの相手と結婚したら、子どもにも品のなさが伝授されてしまいます。そうなるのを避けるためには、相手の育ちや親を否定することなく、やんわりと見本を見せながら、直してあげてくださいね。

ちゃんとできたら、褒めることも忘れずに。

清潔感がない彼には……

「同棲して初めてわかったのですが、彼は夜しか歯を磨きません。それだけが許せなくて……」(22歳女性/ペットショップ店員)

清潔の基準は、一緒に暮らし始めるとあからさまに目立ってくるものです。この例のような歯磨きの回数や入浴頻度、掃除の度合いなども習慣化されてしまっているので、本人にとってみれば当たり前の状況になっているのでしょう。

潔癖な相手も大変ですが、不潔さが見え隠れする相手だと、そのうちストレスで耐えられなくなるかも。

リカバリー策

自分の中で常識外れの清潔感を持っている相手には、自分の基準を伝えて、折衝案を考えるのも手ですね。一緒に歯磨きをしたり、入浴を促したり、掃除は“週3回”と決めたりしましょう。

こっそりとニオイを防止するようなシャンプーやトリートメントに替えて置いたりするのもアリ。

「不衛生な人=ズボラな人」が多いので、こうした誘いやデオドラント系の衛生グッズには疑問を持たず、促されるまま動く&使ってくれるでしょう。子どもの躾のようですが……。

きつく指摘せずに、上手に誘導して衛生面を保つと良い関係をキープできますよ。

味の好みが独特すぎる彼には……

育ちの違い

「とてもステキな彼なのですが、何にでも醤油やマヨネーズをこってりかけてしまいます」(27歳女性/看護師)

食生活の違いも、結婚生活がスタートするとトラブルに発展してしまうことがあります。食事は人間の欲求のひとつだし、こだわりが強く出る部分もあります。

味の濃い薄い、食事量、肉食などなど、難しい問題ではありますが、好みを相手に押し付けたり、押しつけられたりすることがなければ、破局は避けられるでしょう。

リカバリー策

味の好みなどの違いは、どちらかが折れれば円滑に済みそうですが、味の薄い濃いやジャンクフード好きは、健康的にもよろしくないため、できれば直してあげたい部分ですよね。

特に結婚を考えているなら、なおさらでしょう。

ついつい醤油やマヨネーズを付けすぎてしまう彼には、ストレスをかけないように、まずは減塩醤油やローカロリーのマヨネーズにするところから始めましょう。

全体的な食の見直しについては、子どもの食育のようにゆっくり時間をかけて、舌を慣れされるところからのスタートをオススメします。

まとめ

育ちの違いが別れる原因になるなんて思いもつかないかもですが、価値観の違いと言えば納得できますよね。

人は生まれてきた土地や家柄によって違いがあるもの。全く同じ人はいません。

こればかりは仕方ないし、どうしてもぶつかり合ってしまうことがあります。でも、それを上手く修正していければ、破局にまではつながりません。

それには相手を尊重してあげつつ、思いやりを持って伝えていくこと。お互い好きな気持ちがあれば、育ちの違いは乗り越えられますよ。

(森山まなみ/ライター)

(愛カツ編集部)

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