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美魔女が実践中! 若さを保つ健康法「仙人体操」って?

  • 2019.5.28
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呼吸を意識して、ムリのないポージングで行う健康体操

「仙人体操とは、タイに古くから伝わる“ルーシーダットン”と呼ばれる健康法。仙人とはタイのお寺の修行者のこと。同じ姿勢で長時間座り続ける修行の際、血行が悪くなって体に負担がかかることから、これを改善するために体をほぐす自己整体法として生み出された体操です。

私はもともと体が硬かったので、それを改善しようといろいろな運動をとり入れてみたのですが、体を傷めてしまったりしてなかなか続かなかったんです。それで、もっとムリなくできる運動がないかと思っていたときに知ったのが仙人体操でした」(水谷さん)

仙人体操を知るや、これなら長く続けられそう! と、ハマってしまった水谷さん。仙人体操をタイに習いにいき、DVDを出すまでに。

「仙人体操は、呼吸を意識してゆっくりとポーズをとるのが特徴。呼吸筋が鍛えられて内臓の働きが活発になり、代謝が上がってボディが無理なく引き締められます。血流がよくなるので、肩こりやむくみ、冷え性などの改善効果も。

呼吸によって自律神経も整い、ストレス解消にも効果的。鼻からゆっくりと息を吸いながらお腹を膨らませて、鼻からゆっくりと吐きながらお腹をへこませる腹式呼吸をしながら行うのがポイントです。簡単で、何歳になっても続けられる体操だから、みなさんも実践してみてくださいね」

そんな仙人体操の中から、肩こりや顔のむくみの解消にいいものや、ウエストの引き締めに効果的なものを教えていただきました。

肩こりを改善する仙人体操
  1. イスに座って背すじをまっすぐにし、両ひじを曲げて、手のひらを肩の高さくらいに上げて正面に向けます。
  2. 次に、鼻からゆっくりと息を吐きながら軽くうつ向きつつ、両ひじを後ろに引いて左右の肩甲骨を中央に寄せたら3秒間呼吸を止めます。次に、ゆっくりと鼻から息を吸いながら(1)に戻ります。これを3回。
顔のむくみを解消する仙人体操
  1. 両手の親指の腹をあごの下に当てて、軽くうつ向きます。
  2. 次に、鼻からゆっくり息を吐きながら親指の腹であごを押し上げたら3秒間呼吸を止めます。次に、ゆっくりと鼻から息を吸いながら(1)に戻ります。
  3. 次に、位置を少し外側にずらして、同様に両手の親指の腹を当てます。
  4. 鼻からゆっくり息を吐きながら親指の腹であごを押し上げたら3秒間呼吸を止めます。次に、ゆっくりと鼻から息を吸いながら(3)に戻ります。この要領で、あご下から耳の下までを4か所に分けて同様に行いましょう。1回ずつでOK。
ウエストを引き締める仙人体操
  1. 床に座り、右脚は内側に曲げ、左脚をできるだけ外に広げてまっすぐに伸ばします。左右の手で握りこぶしを作り、胸の前で左右の手を合わせます。
  2. 鼻から息を吸いながら、右ひじを後ろに引き、同時に左足のつま先を伸ばしながら、左手を左のつま先に向かってまっすぐに伸ばし3秒間呼吸を止めます。弓を引くポーズのようなイメージです。次に、息を吸いながら(1)に戻ります。これを3回。終わったら左右の手脚を入れ替えて同様に。

「仙人体操を行うときは、痛みを感じるほど無理矢理伸ばすのはNG。ムリをしないのがポイントです。1日のいつ行ってもOKですが、特に朝に行うと目覚めがよくなり、1日が快適に過ごせておすすめです」(水谷さん)

 

撮影/布川航太 取材・文/和田美穂

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