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メリットしかない?お掃除においての『雑巾がけ』最強説を徹底検証!

  • 2019.5.27
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気温が上がり、自宅では素足で過ごしたいという人が増えることでしょう。そうなると、気になるのが床の汚れ。お掃除はどんな風に行っていますか?フローリングワイパーやお掃除ロボットが主流ではないでしょうか。

手間がかかると思われて敬遠されがちな雑巾がけですが、床をキレイにするのにやはり効果大なのです。そこで今回は、雑巾がけのメリットや基本の方法を伝授。床掃除の基本を押さえて、お部屋を快適空間に仕上げましょう。

雑巾がけにはメリットがたくさん

仕上がりの差

何との差かと言えば、フローリングワイパーや掃除ロボットと雑巾がけとの差。当たり前と言えば当たり前なのですが、かがんだ姿勢で床に目線を近づけて行う雑巾がけは、遠目だと目が届きにくい細かな部分の汚れにも気付いて拭き取れます。

また、力を入れたり緩めたりと汚れの種類や度合いに合わせて微調整しながら進められるので、最終的な仕上がりの差はやはり歴然としています。

運動になる

忙しい毎日の中で、まとまった運動の時間を作るのは難しいですよね。だからこそ、雑巾がけでの『ながら運動』がオススメ!

かがんだ姿勢で行う雑巾がけは、手足で体重を支えるため全身の筋肉を使います。また、バランスをとりながら進む動きだけに、体幹も鍛えられます。部屋の隅々まで雑巾がけを行えば、結構な運動量になること間違いなし。筋肉トレーニングと有酸素運動が同時にできるなんて、素晴らしいですよね。

雑巾がけの基本をマスター

誰もがやったことがある雑巾がけですが、実はコツがあります。

まずはここから、雑巾絞り

絞り方なんて、なんでもいい?いえいえ!そんなことないんです。

雑巾は固く水気を絞って使うことがポイント。やりがちなのは、体と並行にして絞ること。でも実は、体に向かって垂直方向で絞る『縦絞り』がオススメなんです。バッドを握るようなイメージですね。こうすると適切な力が加わって、しっかり水気を絞れます。

雑巾→掃除機が鉄則!

掃除機をかけてゴミを取ってから雑巾がけするのがいいと勘違いしている人が多そうですが、実はNG。掃除機をかけるとホコリが部屋中に舞ってしまいます。雑巾がけを初めに行うことで、ホコリを舞い上げることなくしっかりと拭き掃除ができるのです。磨き上げられた床の上に掃除機をかけることで、しっかりとゴミを吸い取れます。

雑巾がけの必殺技は『コの字拭き』

それぞれのやり方があり、好みが分かれそうですが、効果的なのはカタカナのコの字を意識して雑巾を動かす『コの字拭き』。こうすれば拭き残しの部分なく、最短のルートで隅々まで拭きあげることができます。

掃除機がけは壁から入口へ

雑巾がけが終わってから掃除機という順序が鉄則とお伝えしました。その掃除機がけにもポイントがあります。

基本は奥から手前へ、壁から入口へという順序。この逆だと、せっかく掃除機をかけた部分の上を進むことになるので掃除の効果が半減です。ささいなことですが、ほんの少しの気配りが仕上がりと長持ちにつながるんですよね。

フローリングの謎の黒い汚れには……

いつのまにかついてしまっているフローリングの黒い汚れ。原因は足の裏の皮脂や食事の飛び散り、液体がこぼれてしまったものなどが考えられます。知らず知らずについてしまった軽い汚れならば、消しゴムで落とせることも。頑固な汚れは、100円ショップなどで買えるメラミンスポンジでこすってみるのも手です。油性の汚れならば、これで落ちる可能性が大!

このようにして、日々の軽いお掃除に加えて月に数度の雑巾がけを行えば、ピカピカキレイなフローリングを維持できます。お子さんがいるご家庭ならば「忍者の修行だ!」なんて言いながら盛り上げて、一緒に楽しんじゃうのもいいかもしれませんね。ぜひお試しください!

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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