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いつでも油断大敵! うっかり日焼けを防いで美肌を保つ方法

  • 2019.5.22
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黒い麦わら帽子の女性の画像

その日焼けの常識、実は間違いかも?!

女性の両手と夏らしいグッズ画像

1.曇りの日は日焼けしない?

「今日は曇っていて太陽が出ていないから、日焼け止めはなしで出かけちゃおう!」なんていう日、ありませんか? 太陽が顔を出していないときは、日焼けはしないのでしょうか?

答えは「ノー」です! 曇りの日だって日焼けはします。晴天に比べて薄曇り時の紫外線の通過率は8割程度。曇りなら6割、雨でも3割の紫外線は肌に届いているのです。1回に当たる量は少なくても、それが何度も積み重なれば、晴天時に日焼けしたのと変わらない紫外線量を浴びることにもなりかねません。

曇りや雨でも少しずつ日焼けはしてしまうものと思って、油断せずに日焼け止めで予防しておきたいですね。

2.水の中にいれば日焼け止めは必要なし?

海やプールなど、水辺のレジャーを楽しむときこそ、日焼けの心配も大きくなりますね。水の中に入って空気中に肌をさらさずにいれば、紫外線は届かない!と思っていませんか?

答えは「ノー」。そればかりか、むしろその逆だと思ったほうがよいかもしれません。太陽光が届かないほど深く暗い場所に、ずっと潜っているのだったらともかく、浅いところで水面に浮いたり潜ったりして遊ぶのなら、むしろふだんよりも紫外線量は増えていると考えてください!

その理由は水面の反射です。通常降り注ぐ紫外線だけでなく、水面に反射した紫外線の照り返しが加わって、いつも以上に紫外線を浴びることになってしまうのです。

水辺で過ごすときには耐水性のある日焼け止めをこまめにぬりなおすのが基本です。水着はラッシュガードなどを着用し、肌を日差しにさらさないほうが安心ですね。

同じように砂浜やアスファルトからの照り返しもあるので、紫外線の強い日は、上からだけでなく下からの紫外線にも要注意です!

3.日焼け止めをぬっていれば絶対焼けない?

紫外線防止効果を示す指数である、SPFやPAが高い日焼け止めをぬっていれば、日焼けしない、と思ってしまいがち。本当にそうでしょうか?

実はSPFとUVAの値の測定方法は、業界で基準が定められています。日焼け止めを1平方センチメートルあたり、2mgずつぬった状態で測定するのですが、これってどのくらいの量かイメージできますか? 実際にこの基準通りに日焼け止めを肌にのせると、かなりの量で、伸ばしても肌が白く見えてしまうほどの厚塗りになる場合が多いと思います。

つまり、ムラなく伸ばそうとすればするほど、本来の想定よりもうすづきになりやすいということ。日焼け止めは一度ぬったら終わり、ではなく、適切な量をぬってしっかりと肌をおおい、こまめにぬり直すことをお忘れなく!

ぬり忘れやすいところをチェック!

日焼け止めを顔に乗せた女性の画像

では、日焼け止めをぬるうえで注意したい場所はどこでしょう? ついうっかり部分焼け、といったことがないように、ぬり忘れがちな場所を一緒に確認しておきましょう!

1.髪の生え際
肌と髪の境目はどうしても日焼け止めをぬりにくく、忘れがちな部分ですよね。生え際に沿ってぬるときは、日焼け止めが髪につかないようにあらかじめ手のひらによくなじませておき、額から髪に向かってなでつけるような動作でつけていくと、ぬりやすいと思います。

2.まぶた
意外と忘れがちなのが、まぶたです! まぶたの皮ふは、顔のほかの部分に比べても薄くてデリケート。日焼けのダメージを受けやすい部分なので、ぬり忘れないように注意しましょう。

3.耳
気づいたら耳だけが真っ黒、なんていう“うっかり日焼け”体験、ありませんか? 直射日光が当たりやすい部分なので、日焼け止めを忘れずに。

4.首のうしろ
髪を下ろしているから、と油断しがちな首の後ろ側や束ねた髪のうなじ部分なども、意外と日差しが集中しやすい場所。玄関にスプレータイプの日焼け止めを常備しておいて、出がけにシューっとすると手軽に対策できますよ。

5.足の甲
足の甲はうっかり焼けを繰り返し、毎年サンダルの跡がくっきりついてしまいます。顔の日焼け止めを塗ったついでに、足の甲も忘れずに対策を。

日焼けの常識、おさらいしてみました。日焼けは肌老化の最大の原因といってもいいほど肌にダメージを与えてしまいます。逆に、しっかり日焼け対策をしておけば、美肌への近道にもなるのです! 大事な肌をしっかり守ってあげましょう。

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