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ムリせず乗り切る!「食べたい」ときの3つの対策

  • 2019.5.21

ダイエットはムリしてがんばらない

ダイエットをしていると、どうしてもストレスがたまってしまいがち。
「ダイエットによるストレスは、自分が自分に与えているものがほとんど。運動嫌いな人がハードな運動に励んだり、トマトが苦手なのにはやりのトマトダイエットに挑戦したりなど、自分に合わない方法をがんばることが、ストレスになっているケースが多くみられます。本能に逆らって食べたくないものを食べても、心の栄養は満たされません。だから、食べても食べてもストレスは解消せず、食欲が暴走してしまうのです。ストレス太りを回避するには、ムリに本能に逆らわないことが重要です」(管理栄養士・伊達友美先生)

極端な食事制限も、ストレスを助長する要因となります。
「脳のエネルギー源は糖質ですし、脳やホルモンは脂質でできています。そのため、カロリーばかりを気にして、糖質や脂質を極端に抑えた食事にしてしまうと、ストレスに弱い体をつくってしまうのです」(伊達先生)

【1】本当に食べたいものを満足するまで食べる

「食欲を抑え込むとさらにストレスとなるため、食べたいときは食べてしまうことが一番。ただし、ストレスがかかったときは、本当に欲しているものを食べなきゃ、心は満足しないため意味がありません。心底食べたいものなら、意外と少量でも満足できるものです」(伊達先生)

【2】ガムをかんでヒスタミンの分泌を促す

「ストレスがたまると爪をかむ人がいるように、何かをかむことはストレス解消に効果があります。また、かむことで咬こう筋きんが刺激されると、脳内のヒスタミン神経が活性化。ヒスタミンは満腹中枢を刺激して、食欲を抑えてくれます。脳内でヒスタミンに変化するヒスチジンが豊富な、赤身の魚を食べるのもおすすめです」(深川先生)

【3】素材のうま味や成分で選ぼう!

「どうしても食欲がおさまらないときこそ、もっともストレス太りを招きやすい状況。そんなときは少しでも栄養のあるものを選ぶようにしましょう。栄養がないものを補給すると、体はどんどん栄養不足に陥り、さらに食欲をアップさせてしまいます」(伊達先生)

食べたくなったときの選び方のキホン
  • 原型に近いもの
  • 栄養のあるもの
  • 自然の甘みがあるもの
  • 小麦粉が主原料でないもの

監修/伊達友美、深川光司、取材・文/宝田明子

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