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知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選

  • 2019.5.13
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カフェ好きやカフェを開きたい人の間で、昔から静かな人気を誇ってきた栃木県・黒磯。近年は一軒、また一軒と新しいお店がオープンし、カフェめぐりを楽しむ人でさらなる賑わいをみせています。 東京から新幹線で約1時間半、在来線だとのんびり約3時間。リゾート地として名高い那須高原にほど近く、春の旅先にぴったり。わざわざ時間をかけてでも行きたい、黒磯の居心地のいいカフェ3店をご紹介します。

知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
パン屋さんが開いたカフェで、おいしいサンドイッチとコーヒーを
知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
自家製ベーコン、ほうれん草、クリームチーズをはさんだ「ポパイプレスサンド」(800円)とクリーミーな「カフェラテ」(ホット500円、アイス600円)

黒磯駅のすぐ前にある人気のパン屋さん「カネルブレッド」がお隣に開いたカフェが、こちらの「イリス ブレッド&コーヒー」。フードメニューには、すべてカネルの焼きたてパンを使っています。近くの農場で採れたオーガニック野菜や那須のチーズなどを使用し、ハムやベーコンはなんと自家製。自然豊かな黒磯ならではの「パンのおいしい食べ方」を提案してくれます。

知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
オーダーされるごとにカウンターでドリップ

コーヒーには、シドニー発祥のコーヒーロースター、シングルオー・ジャパンの豆を使用。豆に合わせてドリップされたコーヒーが、こだわりのパンの風味を引き立てます。
ドリンクをオーダーすれば、イートイン感覚でカネルのパンの持ち込みもOK。ふらりと立ち寄りテイクアウトで利用する地元の人も多く、黒磯駅前の賑わいの拠点になっています。

思わず笑顔がこぼれるデリとスイーツをいただきに
知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
古い建物を店主自ら改装。木やレンガを使って、絵本に出てくるようなナチュラルな空間に

「デリ&ベイク ハルテ」は、昨年6月にオープンしたデリカテッセンスタイルのカフェ。並んでいるデリの中から好きな主菜を1品、副菜を3品選び、ひとつのプレートに盛り付けてもらいます。定番のメニューはあえて作らず、季節の食材に合わせて月ごとにチェンジ。地元の野菜をふんだんに使った体に優しいお惣菜がバランスよくそろいます。

口コミやSNSなどで評判が広がり、今や開店前から行列ができる人気店に。「お客さまをお待たせすることのないように…」との思いから、オープン直後のランチタイムのみ予約制となっています。

知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
那須の卵と牛乳を使ってふんわりと焼き上げた「シフォンケーキ」(530円)

14時半からはデザートタイム。春夏秋冬、その時期にいちばんおいしい果物や野菜で作るスイーツは、ひとつひとつが大きく食べ応えも十分です。見た目もキュートなケーキやタルトに、思わず笑顔がほっこり。

大きなテーブルを囲んで、那須の食を味わって
知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
天井が高く仕切りのない、広々としたダイニング。大きなテーブルでのびのびと食事を楽しめる

気になるお店が並ぶ黒磯で、ひときわ大きな存在感を放っているのがこちらの「チャウス」。家具店を改装した開放感あふれる空間に、朝市を日常的に楽しめる直売所「マルシェ」、その食材を使った料理を味わえるダイニング「テーブル」、旅の拠点にできるゲストハウス「ヤド」という3つの魅力的なコンテンツがそろいます。

ランチは那須の食材がふんだんに使われた季節御膳をはじめとする定食が3種類。18時以降はサラダやおつまみのほか、どっしりとしたフードメニューも登場します。地ビールや地酒、ワインなど、アルコールが豊富なのもうれしい。

地元物産の直売所や、旅の拠点となるゲストハウスにも注目
知る人ぞ知るカフェの聖地を旅して。栃木県・那須高原近くの黒磯カフェ3選
「NASUケチャップ」(870円)や「ナスタード」(810円)など、キュートなパッケージが多く、おみやげ探しに時間を忘れそう

「チャウス」に入るとすぐにあるのが、観光客だけでなく地元の人からも人気の直売所。近隣の生産者さんから仕入れた旬の野菜やフレッシュな乳製品をはじめとする物産を中心に、全国からセレクトした食品やスイーツ、雑貨などが並びます。スタッフに尋ねれば、商品のストーリーを詳しく教えてくれますよ。

2階には、黒磯や那須の旅の拠点として滞在できるゲストハウスが。ツインやダブルのほか、定員4名のロフト、定員6名の和室、ベッドひとつひとつが個室となったドミトリータイプもあります。料金や備品・サービスなどの詳細は、ホームページを確認してみて。

最新号のことりっぷマガジンでは、ここではご紹介しきれなかった3店のストーリーや、カフェめぐりの合間に立ち寄りたくなる素敵なショップも掲載しています。
この春は、自然豊かな黒磯や那須高原へと足をのばして、ゆったりとしたカフェ時間を過ごしてみてはいかが?

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