デートのお誘いを成功させたいなら「カチッサー効果」を利用せよ！

デートのお誘いをしてみたいけれど、断られたらどうしようと不安になってなかなか誘えないという人も多いですよね。今回はそんな人におすすめしたい、カチッサー効果を利用したデートのお誘い方法を紹介します。

カチッサー効果とは心理学のテクニックの一つで、お願いをする時に何らかの理由を添えるというものです。

例えば何かを手伝ってほしい時にはただ手伝ってほしいとお願いをするのではなく、「今急いでいるから」や「どうしても今のうちに終わらせたいから」などの理由をつけます。

そうするとただ手伝ってほしいとお願いをするよりも相手からの承認が得やすくなるため、お願い事を聞き入れてもらいやすくなるのです。
このように人はお願いされた内容に理由があると受け入れやすくなるようで、この効果のことをカチッサー効果と呼んでいます。

このようにカチッサー効果は何かをお願いしたい時の成功率を挙げてくれるテクニックなので、様々な場面に応用することができます。

その一つとして知られているのが恋愛関係で、相手に断れたくない・相手と仲良くなりたいと思っているからこそカチッサー効果を利用することがおすすめだと言われています。

特にデートのお誘いや相手のことをもっと知りたいなどある程度仲良くなっていないと聞き入れられにくい内容も、カチッサー効果を応用することで受け入れてもらいやすくなります。このためうまく活用することで、もっと相手と仲良くなるチャンスをつかんでいくことが大切です。

デートのお誘いはどうやればいいのかわからない人が多く、定番文句としては「一緒にお食事どうですか？」というお誘いが知られていますよね。ただあまり相手をよく知らない段階だと食事のお誘いであっても断られてしまう可能性がありますし、意外と成功する確率が低い点が悩みの種となっているようです。

そこでカチッサー効果を利用して「美味しいお店を知っているので」と誘ってみたり、「行きつけのお店が限定メニューを出しているので」、「気になるお店があるのだがなかなか一人では入りにくいので」などの理由をつけてみます。

これらの誘い文句だけでも十分成功率を上げることができますが、相手の好きな料理であること、そして期間限定などの心理テクニックを併用することでさらに成功率を上げることができます。

このように理由を添えることで相手から断られにくくできるカチッサー効果ですが、利用する際の注意点として必ずしも受け入れてもらえるわけではないという点が挙げられています。

例えばデートのお誘いにカチッサー効果を使ったとしても、相手に予定があったり好みの料理ではなかった場合は断られてしまう可能性がありますよね。さらにデートに誘った日時や時間帯によってはそれなりの理由を添えないと受け入れてもらえないこともあるため、どのような理由を添えるのか考えておくことが大切です。