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仕事中に接待&ワインも普通!?美食の国フランスの人気スイーツとおうちごはん♡

  • 2019.5.31
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Anna_Pustynnikova / Shutterstock.com

忙しい毎日のなかの楽しみの一つと言えば、美味しいごはんですよね!日本では、自炊派や外食派、ごはん等に党にパン党など、わりと食の好みもバラバラで個人による違いが大きいですが、海外ではいったいどんな食事を食べているのでしょうか。今回ご紹介するのは、美食の国フランス。トリュフやフォアグラなど、豪華なイメージのフランス料理。今回は現地から実際にフランスで暮らしている人たちの食卓に迫ります!

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フランス人はあまり外食をしない!?

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SKristina / Shutterstock.com

日本人にくらべて、フランス人は外食をしません。それはレストランの価格が高いから。安いところで15ユーロ(約2000円)くらい、みんなでワインを開けたりすれば1、2万円を超えることはザラです。パリにはたくさんのレストランがありますが、それは観光客のおかげでもっているといわれています。また、フランス人にとってのレストランは「特別なときに行くもの」。普段は家庭でごはんを食べることが多いようです。

ちなみにフランス人は、テラスでごはんを食べるのが大好き。ほとんどのレストランにはテラスがあり、冬でも暖房器具をつけてテラス席に座るほどです。

【平日ごはん編】シンプルで簡単なのが、モットー

忙しい朝は「お気に入り」のパンとバターから

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rayjunk / Shutterstock.com

フランスの朝ごはんはとってもシンプル。特に、出勤などで忙しい平日の朝は、近くのベーカリーで買ったバケットに、バターやジャムを塗って食べるだけ。飲み物はコーヒーやカフェオレを淹れます。

1ユーロほどで購入でき、サンドイッチや小腹がすいたときにも軽く食べられるバケットは、フランスで最もポピュラーなパン。フランス人にはだいたい、自分のお気に入りのパン屋さんがあり、そこで新鮮なパンを購入しています。

パンにつけるバターもさまざま。フランスの街には「Cremerie」という乳製品専門店があり、そこでは様々なバターが売られています。有塩バターや無塩バター、熱処理をしていない生バターに発酵バターなど、バリエーションはとても豊かです。

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stockcreations / Shutterstock.com

手軽でお金のかからない朝ごはんながら、自分の「お気に入り」が並ぶ食卓なので、満足度も高いのかもしれません。

接待はランチタイム?ワインもOK!

ランチは、人にもよりますが近くの売店でサンドイッチを買ったり、スーパーで惣菜を購入したりする人が多数派。レストランへ行く人もいますが、15ユーロ(約2000円)くらいかかってしまうことが多いので、毎日ではなく、友人との特別なランチなどに利用するケースが多いようです。

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Yulia Grigoryeva / Shutterstock.com

なんと接待を行うのもランチタイム!クライアントとワインを傾けながらレストランで、といった風に、就業時間内に接待も終えてしまいます。フランスでは、仕事は全部夕方までに終わらせて、夜は家族や友人とプライベートな時間を楽しみたいと考える人が多いためです。

キッチンに立たなくても簡単にできる夕食

平日は、夜ごはんもいたって、シンプル。フランスでは、共働きが主なので手軽にできる冷凍食品やお惣菜などが好まれます。フランスの冷凍食品はかなり種類が豊富で、スープやリゾットはもちろん、エスカルゴや豚肉のソテー、デザートなど簡単に用意することができます。

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Mikhail_Kay / Shutterstock.com

また、家庭によっては作りおきのスープと簡単なサラダにあわせて、近所のチーズ専門店で購入したチーズや帰りがけに買ったバケットなどで締めくくるところもあるようです。

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Barbara Dudzinska / Shutterstock.com

【週末ごはん編】平日とは打って変わって豪華に

毎日、簡単な食事だと飽きてしまうもの。週末には、家族総出で料理を作り、親戚などを招いて豪華な食事を食べる家庭も多いようです。

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JP WALLET / Shutterstock.com

朝はゆっくり起きて、近くのパン屋で購入したクロワッサンや菓子パンを食べ、お昼には様々な場所でマルシェ(市場)が開かれるので、買い物へ。マルシェでは、野菜や果物、肉類や魚に加えて、種類豊富な乳製品やスパイスなどさまざまな食材が並んでいます。

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Andriy Blokhin / Shutterstock.com

土曜日は友人や恋人などと遊ぶことが多いようですが、日曜には家族と過ごす人が多いフランス。調理は、女性だけではなく、母親がサラダや前菜を作り、娘はデザート担当、父親が鴨や七面鳥を焼き、息子がテーブルセットなど全員で料理に取り組みます。家庭によっては、日曜日の夜に平日に向けて余った野菜でスープを作るところもあるようです。

【お菓子編】お菓子大国フランス!日本とちょっと違うクレープとは

フランス人に人気のあるお菓子、クレープ。もともとフランス北西部のブルターニュ地方の料理で、ガレットがもとになってできたものです。フランスの街を歩くといたるところにクレープ屋さんがあり、日本と同じく注文すると、目の前で作ってくれます。

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Africa Studio / Shutterstock.com

フランスのクレープはとってもシンプルです。生地の上にバターを塗って、砂糖や蜂蜜、チョコレートクリームをつけるだけ。家庭では、カットした果物をのせることも。小腹がすいたときに、手軽に食べることができます。

また、日本人にも馴染みの深い、フランス発祥のスイーツがたくさんあります!エクレア、マドレーヌ、フィナンシェ、マカロン、カヌレ、ミルフィーユ、フォンダンショコラなど。他国から嫁いでくる妃が自国の料理人やパティシエを同行させたことによって、他国との交流が多くなり、スイーツも発展していったといわれています。

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カヌレ Piotr Krzeslak / Shutterstock.com
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マカロン 5 second Studio / Shutterstock.com

【ドリンク編】家庭に一本!大人気「ディアボロ」

フランスでは、飲み物にシロップを入れることがよくあります。フランス代表的な夏のドリンク「ディアボロ」は、甘いフレーバーシロップを炭酸水で割ったもの。ミントやザクロ、レモンなどのフレーバーが人気です。ドリンクだけではなく、サラダやデザートに使ったり、お酒と割ったり、使い道は様々あるようです。

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Elena Chevalier / Shutterstock.com
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Sheila Fitzgerald / Shutterstock.com

日本では、早起きしてお弁当を作ったり、一汁三菜にこだわったりすることもありますが、平日と週末を割り切って、賢く手を抜いてみるのも良いかもしれませんね!

次回は、「結婚」の種類は3通りある!?フランスの恋愛や文化についてお届けします!お楽しみに!

 

Writer: 立岡美佐子
旅とごはん、猫を愛する、編集者&ライター。大学卒業後、一般企業に勤めるも、旅好きが高じて編集者に転職。旅行やグルメをメインに企画・編集・執筆などを経験してきました。現地でしか体験できない情報や面白ネタを、わかりやすくお届けできればと思っています!

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