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あと少し!ツライ花粉症を乗り越える、窓まわりの徹底お掃除術

  • 2019.5.5
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5月になったというのに、未だ悩みのタネとなっている花粉。早い人はお正月を過ぎたあたりから、花粉の種類によって秋頃まで悩まされる人もいるようです……。

病院に行くことも大切ですが、花粉が入り込んでくる窓まわりのお掃除を徹底することで、花粉症を悪化させないことができるそう。そこで今回は、花粉症に悩む人、必見!窓まわりの花粉対策を紹介します。

窓やカーテンのお掃除の方法

花粉をお家の中に持ち込んでしまうのは、外に着て行った衣服や洗濯物だけと考えがち。しかし、実は窓やカーテンそのものに花粉が付着してしまっている場合も多いのです。そんな窓やカーテンは、どのようにお掃除すればいいのでしょうか?

1: 窓掃除は新聞紙を活用!

窓掃除は窓掃除用のスプレーと雑巾で、と考えている人が多いものですが、それだと、スプレーを拭き取り、水拭きをした後に乾拭きと、何度も窓を拭かなければいけないので、どうしてもおっくうに。また、花粉症の人にとっては、窓の外側についた花粉を落とすのに使った雑巾を洗うことにも抵抗があるのではないでしょうか?

そんな時に活躍するのが新聞紙。新聞に使われているインクが、花粉や細かい汚れをしっかり吸着してくれるのです。使い方は簡単。濡らして水気を軽く絞った新聞紙で窓を拭くだけで、ピカピカに!その後は、乾いた新聞紙で乾拭きします。

花粉がついた新聞紙は、そのまま捨てられるのもメリットですね。

2: 網戸は網戸用のワイパーが便利

網戸の掃除には、100円ショップなどで売っている網戸ワイパーを使うと簡単です。さっと一拭きするだけで網戸の汚れをスッキリ落とすことができます。

網戸ワイパーを買いに行く時間がないという場合は、窓と同じく新聞紙を使うのが効果的!水で濡らした新聞紙を網戸に表と裏から挟み込むように貼り付けます。すると、新聞紙が網戸についた細かい花粉やホコリなどをしっかりと取ってくれるのです。あとは丸めて捨てるだけでOKです。

3: サッシは意外と盲点!

窓掃除の際に盲点となりやすいのがサッシ。しかし、溝の部分にホコリや花粉がたっぷりついてしまっていることも……。そんなサッシのお掃除はまず、掃除機を細かい部分用の口に替えてゴミを吸い取っていきます。この際、溝の汚れは使い古した歯ブラシなどで掻きとってから吸い取るといいですね。その後は濡らした雑巾などで拭き取って完了です。

もちろん、この部分も、窓や網戸の流れで新聞紙を使用してもOKですよ。

4: カーテンの掃除は二段階で!

カーテンの掃除は、洗濯機で洗ってしまうのが一番!とはいえ、重さもある遮光カーテンの場合は、洗濯機によっては一度に洗えない、乾かすのに時間がかかるというデメリットも。そこで、外に近く、よりホコリや花粉が付きやすいレースカーテンだけを外して洗濯し、屋内側の遮光カーテンは掃除機をあててホコリや花粉を吸い取りましょう。

通常は、洗濯や掃除機がけも1年に2〜3回程度で十分ですが、花粉の時期は掃除機がけを週1で行うといいでしょう。

花粉に効く!?お掃除に便利なグッズは?

窓掃除はやはり少々手間がかかりますよね。そんな面倒な窓掃除を楽チンにしてくれるグッズを一挙紹介!お家にあるものからお店で買えるものまでお見せしちゃいます。

1: 新聞紙

お掃除の方法でも紹介した新聞紙は、窓掃除にはぴったりのアイテム。掃除をした後にポイッとすぐ捨てられるのもいいですね。新聞紙は窓だけではなく、玄関や畳の掃除などにも使用できるので、読み終わった後にすぐに捨てるのではなく、お掃除用にとっておくとGOOD。

また、新聞紙のインクは防虫や消臭の効果もあるので、下駄箱に敷いておくなどの使い方もできます。

2: スクイージー

スクイージーは、窓掃除用スプレーをした後に、それを拭き取るためのアイテム。上の写真のアイテムがスクイージーです。これを使えば、雑巾などで拭いた時にできてしまいがちな拭き跡をつけることなく、キレイに掃除することができます。

100円ショップやホームセンターで購入可能です。

3: 静電気防止スプレー

花粉の時期に窓掃除をする際、便利なのが静電気防止スプレー。お掃除前に窓や網戸、カーテンなどにシュッとスプレーしておくと、花粉を舞い上がらせることなくお掃除することができます。

もしも静電気防止スプレーがない!という場合は、自作することも可能です。家庭にあるリンスや洗濯用柔軟剤を水で薄めてスプレーボトルに入れるだけ!しっかりと中身を混ぜてから使用しましょう。

掃除の一工夫で花粉を中に入れない!

花粉が舞う時期は、どうしても部屋の中に花粉が入ってきてしまいます。しかし、窓やカーテンなど、外に近い場所をしっかりとお掃除することで、大量の花粉を室内に入れてしまうのを防ぐことができます。

ツライ季節もできるだけ快適に過ごすため、お掃除面も見直してみましょう。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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