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楽ラップのメリット・デメリット、他ロボアドとの比較を徹底解説

  • 2019.4.27
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楽ラップは、楽天証券が運営するロボアドバイザーです。条件を一度設定すれば、後は楽ラップにすべてお任せすることができるので、忙しいサラリーマンや主婦に人気のあるサービスです。今回は、楽ラップのメリットやデメリットを、ウェルスナビやテオなど他のロボアドと比較して詳しく解説します。

楽ラップ、ウェルスナビ、テオ比較表

まずは、人気ロボアドバイザーのウェルスナビやテオとの違いを見てみましょう。以下の表をご覧ください。

それでは、楽ラップについて詳しく解説します。

楽ラップとは

楽ラップとは
出典:楽天証券

ウェルスナビ、テオともに1%(3,000万円以下)なので、楽ラップの方がわずかながら手数料が安くなります(ただし、3000万円以上は両社とも0.5%になります)。

楽ラップの投資対象

続いて、投資対象を確認しましょう。

  • 楽ラップ:国内の投資信託(国内外の株式・債券・REITに投資)
  • ウェルスナビ:米国上場のETF(約2,000銘柄から選定)
  • テオ:世界86の国と地域からなる11,000銘柄以上を対象とするETF

楽ラップは世界中の株式や債券・REIT(不動産)に投資しますが、国内の投資信託を投資対象としています。「為替ヘッジあり」の投資信託にも投資しているので、為替の影響も含めて資産運用をおまかせすることができます。

ウェルスナビやテオは海外ETF(上場投資信託)が対象です。海外ETFの銘柄数は多いものの、購入・換金時に為替の影響を受けます。

リバランス(自動配分調整)

時間の経過とともに投資したファンドの価格が変わり、基本となる資産配分からズレがでてくることがあります。その場合に、ファンドの売買を行うことでズレを修正します。これを「リバランス」といいます。

楽ラップでは資産状況が毎日チェックされ、基本となる資産配分からズレが生じた場合には、自動的にリバランスが行なわれます。そして3カ月に1度、運用コースの基本となる資産配分が見直され、中長期的な見通しが変われば新たな資産配分に変更されます。

楽ラップ4つのメリット

楽ラップ4つのメリット
出典:楽天証券
出典:楽天証券

最も選ばれた運用コースは1000600(やや保守型:TVTあり)でした。2番目に選ばれたのが1000200(やや保守型:TVTなし)で、約半数の人が「やや保守型」のコースを選択しています。まずはリスクを抑えてじっくり運用をしていこうと考える人が多いようです。

2.積立投資が可能

楽ラップでは毎月自動的に追加投資(買付)を行う、「積立投資」が可能です。ただし、積立投資だけ行うことはできません。必ず楽ラップを契約する必要があります。

出典:楽天証券

買付のタイミング(積立指定日)は、10日または25日(休日の場合は翌営業日)のどちらかを選べます。契約後でも積立金額や積立指定日を変更できるので、柔軟な対応が可能です。

3.下落ショック機能(TVT)がある
出典:楽天証券

楽ラップは、株式市場に投資します。株式市場が大きく下落すれば、楽ラップの損失も膨らみます。そこで、株式市場の値動きが大きくなったときは、株式の比率を減らし債券の投資割合を増やします。

TVTは損失を緩和できるので、投資家の精神面を支えることができます。実際の運用においても、TVT機能ありのコースを選択する人が多くなっています。

4.楽天ポイントキャンペーンがある
出典:楽天証券

楽天を利用している方は、ほとんどの人がポイントを活用していると思います。特に楽天カードはポイントが貯まりやすいことで有名です。楽ラップを運営している楽天証券も、他の楽天グループ同様、各種取引に応じてポイントが貯まる仕組みになっています。

楽ラップのキャンペーンも定期的に開催しているので、積立投資を始める時はうまく利用して、ポイントをゲットしましょう。

楽ラップのデメリット

  1. 元本割れのリスクがある
  2. NISAに対応していない
  3. スマホアプリがない

それでは、楽ラップのデメリットについても確認しておきましょう。

1.元本割れのリスクがある

楽ラップは、投資信託で分散投資することやTVT機能などでリスクを軽減できますが、元本保証ではありません。マイナスになることもあります。ただし、これはウェルスナビやテオなど他のロボアドバイザーでも同様のリスクがあります。

楽ラップの実績については以下の記事をご覧ください。

2.NISAに対応していない

楽ラップはNISA(少額投資非課税制度)に対応していません。NISAは年間120万円の範囲内であれば、投資資金に対する運用益を非課税にするという制度です。楽ラップでは、通常の株式や投資信託と同じように、運用益に対して20.315%(所得税15.315%、住民税5%)が課税されます。

ただ、これはウェルスナビやテオなど他のロボアドバイザーも同じです。

3.スマホアプリがない

ウェルスナビやテオにはスマホアプリがありますが、楽ラップにはありません。スマホで株価などをチェックする人が多いと思いますので、楽ラップもスマホに対応することが望まれます。

楽ラップのメリット・デメリットまとめ

いかがでしたでしょうか。楽ラップは手数料を選べたり、TVT(下落ショック軽減機能)があったりとウェルスナビやテオにはない特徴があります。比較表をもう一度確認しましょう。

(※1)ウェルスナビ、テオ共に3000万円以上の分は0.5%になります。また、テオでは毎月積み立てしている利用者を対象に運用報酬料割引制度がございます。

人気のロボアドバイザーであるウェルスナビやテオとメリット・デメリットを比較・検討し、楽ラップの特徴を十分理解した上で資産運用を始めるようにしましょう。

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