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靴選び「親の趣味」を押し付けようとした自分にハッとした瞬間【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第2話】

  • 2019.4.25
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こんにちは! そんたんママです。

新学期は子どもの持ち物を新しく買うことが多い季節。デザインや使い勝手をめぐり、親子で意見が対立することもありますよね。

我が家はスニーカーでぶつかりました。

昨年のことですが、春からこども園に通い出し、人見知りを発揮したきーちゃん。なんとか7月まで乗り切ったものの夏季保育に入り、ちょっとナイーブになっていた時期でした。

「ちいさくなってきたから、あたらしいくつがほしい」

きーちゃんが具体的なことを言ってきたので、お迎えにいった足でそのまま靴屋さんへ行くことに。






■はじめての靴選び「え、それ?」思わず親が引いてしまうデザインは?

当時なんとなく、靴はいいものを…とスポーツブランドのシューズをはかせることが多かったのですが、靴屋に行った子どもの目に入ったのは、ピッカピカに光る真っ赤なスニーカー。



「これがいいい〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」

息子はスニーカーの光沢を写したように、目をピカピカ輝かせていました。

(こっ…これはいかにも男子が好きそうなギラギラのやつ…)

初めて見るメーカーの靴で、またまだそういった“ザ・男子”のデザインに慣れていなかった自分。それとなくほかの靴にうながしました。

「こっちの黒いのは?」

「これ(赤い靴)がいいー!!」

「こっちの方が歩きやすいんじゃない?」

「これ(赤い靴)がいいー!」

「こっちの方がいい靴だよ…?」



はくのは息子なんだから、息子に選ばせればいいものを、そのときの自分は好みではない(持っている服に合わない)からと、なんとか言いくるめようとしました。

(お金を出すのはお母さんなんだから…)

こんなことも、口から出そうになりました。しばらく迷っていたところ…



小さくつぶやき、うつむいた息子を見てハッとしました。

息子はこの赤い靴を、大好きなキャラクターに似ているから選んでいたのです。迷っている? それは息子じゃなくて、私じゃないか。息子は迷わず「これがいい」しか言っていない!

「よっしゃ、そのスニーカー買ったぁ!」

赤い靴を買いました。





■お気に入りの靴を買ったら、子どもが変わった!



家で満足げに赤いスニーカーを眺めている息子を見ていたら、最初はその良さがよくわからないと思っていた自分も、それがなんだかかっこよく思えてきました。

はくと変身したように気持ちが強くなるようで、「せんせいにみせるんだ!」と、夏休み中の保育もナイーブになることなく、元気に通えました。

そして、ある日お迎えに行くと、しょんぼりした感じで「おすなばであそんだら、よごれちゃた」と言いました。

(まあ靴は汚れるもんだしな)と適当にあしらっていたら、「ピカピカになるよ!」と、なんと自分からティッシュでスニーカーを磨き始めました。

お気に入りのスニーカー効果すごい…!!!



■靴選びでわかった「くだらない親のこだわり」

以来、靴は息子が自分で選ぶようになりました。

相変わらず男子デザインのスニーカーも、ちょっとサイズが大きすぎやしないか? と思う長靴も、彼の大切な持ち物です。

ママはいろいろ考えてますから、靴に限らず、言いくるめちゃうことって結構あると思うんです。

けど、子どもも大人と同じくらい考えているんだと気づきました。

あの時くだらない親のこだわりで、ほかの靴を買わないで良かったなぁ…としみじみ思うのでした。

そんないいことづくめの“彼が選んだ”ファーストシューズで唯一困ったことと言えば…冠婚葬祭の時くらいですかね!

(やまだ そのこ)

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