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千葉で過ごす、贅沢でリラクシングな週末。【自然を歩こう】

  • 2019.4.25
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千葉で過ごす、贅沢でリラクシングな週末。【自然を歩こう】
2019.04.25 12:00
千葉には、体験型の贅沢な自然スポットが続々とオープンしている。 ボタニカルブランデーのテイスティングができる蒸留所や、グランピングや乗馬が楽しめる会員制クラブなど。日にちや人数を限定した特別空間でリフレッシュしよう。

mitosaya(夷隅)──元薬草園の蒸留所で植物の魅力を五感で楽しむ。


本好きから高い支持を得る書店「ユトレヒト」のオーナー江口宏志が蒸留家に転身し、現在活動の場としているのが、千葉県夷隅郡大多喜町にある蒸留所「mitosaya」だ。公立の薬草園だったこの場所は、1万6000m²の敷地に約500種類の薬用植物が植えられたまさに自然の宝庫。ここで、フルーツやハーブを使ったボタニカル・ブランデーを造っている。


敷地内は、蒸留所と温室2つ、江口が自ら作った東屋などが点在する。あくまで蒸留所として機能しているが、昨年末から月1回ほどオープンデーが不定期に開催され、誰でも立ち寄れるチャンスが用意された。


予約不要、開園時間内にいつでも訪れて自由に散策できる上、日に数回、テイスティングやワークショップ、蒸留所ツアーなども開催される。


一方で敷地内の植物を見て回ることができるのもここならでは。見慣れないハーブやマニアックな植物に触れるのは、想像以上に知的好奇心も刺激されて楽しいもの。

ミトサヤ薬草園蒸留所

基本的に、毎月第3日曜日が一般公開日。それ以外は一般公開なし。詳しくはHPでチェックを。

住所/千葉県夷隅郡大多喜町大多喜486

Tel./0470-64-6041 
https://www.mitosaya.com

TOKYO CLASSIC(千葉)──東京から約1時間。会員制のリュクスなグランピング&乗馬。


週末、時間に余裕があれば泊りがけでグランピングはいかがだろう。東京からわずか1時間で行ける会員制のカントリークラブ「東京クラシッククラブ」では昨年の夏からグランピングエリアをスタートした。グランピングテントでは、テント内に2台のダブルベッドとソファベッド、バスタブや洗面台も備えた快適な作りになっていて、自然のなかに居ながら優雅な時間を過ごすことができる。


また、このクラブでは乗馬も行っており、クラブメンバーになると、クラブ内のゴルフ場でホーストレッキングができたり、放牧地でゆったり乗馬をできたりと、馬と一緒に自然に触れることができる。究極ともいえる、ラグジュアリーな自然体験をここで。

東京クラシッククラブ

グランピング料金は、テントあたりハイシーズン ¥32,000、ローシーズン ¥24,000など。馬主クラブの入会詳細はHPにて。

住所/千葉県千葉市若葉区和泉町363-3 

Tel./043-309-6667(馬主クラブ)、043-488-6211(東京クラシックキャンプ)
https://tokyo-classic.jp/

museum as it is(長生)──山の中の一軒家は 週末だけの美術館。


茂原駅から車で30分ほどの山の中にある「museum as it is」。白洲正子も通ったという目白の古道具店「古道具坂田」のオーナー、坂田和實のプライベートコレクションを展示する美術館だ。世界の日用工芸品、美術品などを収集する彼の審美眼への信頼は絶大で、わざわざ訪れる人は後を絶たない。建物は建築家・中村好文が手がけた。


坂田さんからは「素材は朽ちてなくなるもの」と一言伝えただけだったとか。土壁と木材による建物は自然の一部のようにこの土地に溶け込んでいる。庭で山の植物を見る時間も心地いい。大人のためのエアポケットのような場所だ。

ミュージアム アズ イティイズ

入館料は¥800。

住所/千葉県長生郡長南町岩撫41 

Tel./0475-46-2108 

営業時間/10:30〜16:00 

定休日/月〜木曜 
http://asitis.sakatakazumi.com/

HAVE a Break! 知る人ぞ知る名店イタリアン「AO」(長生)。


隣は田んぼというロケーション。「こんな所にこんな店が!」と驚くようなハイレベルなイタリアンだ。日本料理の料理人だった片岡晃一が「生産者との距離が近い」という理由で2年前にオープン。野菜や魚介類、肉なども近隣から調達しているものが多い。人数や好みを相談すれば店主が細やかに相談に乗ってくれる。自家製ハムをはじめとするデリやチーズ、食材も販売していて、こちらも要チェック。

青ーAoー

住所/千葉県長生郡一宮町東浪見2606-1 

Tel./0475-38-7049

営業時間/11:30〜14:00、17:30〜20:00

定休日/月曜 
https://www.facebook.com/Aotorami/

Photos: Junpei Kato Text: Miki Ozawa Editors: Maki Hashida, Mayu Kato

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